2015年12月28日月曜日

市村鶴蔵さんご逝去

大正13(1924)年1月21日、東京都に生まれる。昭和5(1930)年六世尾上菊五郎の実妹の養子となり、東京劇場『お祭佐七』鳶頭の伜で坂東亀之助を名乗り初舞台。46(1971)年5月歌舞伎座『道行旅路の花聟』鷺坂伴内ほかで初代市村鶴蔵と改名。昭和50(1975)年と55(1980)年に国立劇場特別賞。59 (1984)年国立劇場奨励賞。平成9(1997)年国立劇場優秀賞。  平成15(2003)年1月歌舞伎座『助六由縁江戸桜』遣手お辰が最後の舞台となった。(市村鶴蔵さんご逝去 | 歌舞伎美人(かぶきびと))
最近舞台に出ていらっしゃらないので気になっていました。91歳天命を全うなさったと思います。謹んでご冥福をお祈り致します。
菊五郎劇団の老巧で、老け役や三枚目の手代敵などに欠かせない貴重な存在だった。『白浪五人男』の浜松屋番頭や『魚屋宗五郎』の父親太兵衛、『髪結新三』の家主女房おかくなどはこの人ならではの味があった。晩年は体調を崩し、長らく舞台から遠ざかったのが惜しまれる。最後の舞台は平成15年1月歌舞伎座『助六由縁江戸桜』の遣手お辰だった。(歌舞伎俳優名鑑 想い出の名優篇 「初代市村鶴蔵」)