2016年1月25日月曜日

石井啓夫の劇評 2016年1月 浅草公会堂

中村米吉は万端にお富の研究成果を見せるが、顔立ち、所作が修羅の過去を感じさせない清潔さで、まだお富ちゃんである。彼女と気づいて、「イヤサ、お富」と始まる与三郎の名場面も松也、明晰(めいせき)な発声ながら台詞(せりふ)に艶(つや)がない。愛を確かめ合う2人立ちの幕切れはきれいだ。錦之助が和泉屋多左衛門。(【鑑賞眼】新春浅草歌舞伎 美しく愛らしい米吉のお富(1/2ページ) - 産経ニュース)
可愛らしいお富ちゃん!10年後、20年後のお富が楽しみです。