2016年1月7日木曜日

猿之助、猿弥、弘太郎出演の舞台『元禄港歌』が開幕

『奥州安達原』の袖萩のように、猿之助は三味線を弾きながら歌を聴かせます。盲目なのは変わりませんが、舞台には雪ではなく椿の花が降り積み、歌うのは「葛の葉子別れ」、信田の森から白狐となって愛しい人と子までなしながらも、子と別れて森に帰らなければならないという悲しい物語です。この歌に自分を重ね合わせるようにして涙する糸栄をはじめ、過酷な運命に翻弄される人々が、それぞれの場所で生きていく力強さが、熱く胸に迫り来る舞台です。(猿之助、猿弥、弘太郎出演の舞台『元禄港歌』が開幕 | 歌舞伎美人(かぶきびと))