2016年1月22日金曜日

<かぶき新彩時記>格調高く酔っ払う 酒好きの妖精「猩々」

キモは、能がルーツならではのすがすがしい格調と夢幻性。一番の注目は足遣い。扇を持って片足で立つ猩々独特のポーズは、葦(あし)のゆれる水辺で、立ちのぼる酒の香気を確かめている姿。前髪をかざして月を見上げ、舞い始めてからは「乱れ」という、酒に酔った様子を見せるのが最大の見せ場。変化に富んだリズムに乗って、つま先立ちで波に流されたり、波を蹴ったりして無邪気に戯れる。能の足遣いを歌舞伎化したものですが、名手が演じると、本当に水面を漂っているように見えます。(東京新聞:<かぶき新彩時記>格調高く酔っ払う 酒好きの妖精「猩々」:伝統芸能(TOKYO Web))
独特の世界、雄大な景色が目に浮かびます。