2016年3月27日日曜日

仁左衛門が語る『彦山権現誓助剱』『身替座禅』

六助とお園が一瞬にして惚れあってしまうところなど、「そんな馬鹿な!というところもある芝居ですが、それをほんのりとお見せできたら」と意気込みます。「時代狂言は決まりごとがあって、はみ出してはいけない枠がある。その中で人物をいかに生き生きさせるか」、やってみると楽しくなってくると語りました。
花子のもとからの帰り道、2度目の花道の出での酔態が肝心で、「正直申しますと、初演の頃はお客様を意識しておりました。今はいたしません。お客様に受けても受けなくても、気持ちよく右京になりきり、楽しかったことを思い出しながら、うらうらと帰ってきます」。笑わせようと思えばいくらでも笑わせられるけれど、「笑いは深いところから出てこないといけない」と、語りました。(仁左衛門が語る『彦山権現誓助剱』『身替座禅』 | 歌舞伎美人(かぶきびと))
仁左衛門の右京は品が良いです。