2016年8月8日月曜日

長谷部浩の劇評 自主公演 「研の會」 2016年8月

今回は『仮名手本忠臣蔵』の五段目と六段目、「船弁慶」である。いずれも六代目菊五郎ゆかりの演目で、右近がいかに音羽屋の系統の芝居、舞踊を大切に思っているかが伝わってくる。 全体に右近がすぐれているのは、本格の継承をなによりも大切に思っているところだろう。彼にとっては客受けするケレンやあざとい当て込みは無縁である。六代目と指導にあたった七代目の名を汚さぬように懸命に勤める。その姿勢がはっきりと打ち出されている。(長谷部浩の劇評  TheaterGoer Directory)
日頃の精進、踊りを大切にしている姿勢が自ずと分かる出来だったと思います。

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