2016年9月12日月曜日

内山美樹子の文楽評 2016年9月 国立小劇場

名作「一谷ふたば軍記(いちのたにふたばぐんき)」の全体像を見せられるのは、文楽だけである。
初段、二段目の昼の部では「組討(くみうち)」が光る。勘十郎の熊谷の、情と鮮やかな形が、この段でとくに生きる。咲甫太夫も、硬さはあるものの懸命な語り口で、錦糸(きんし)が美音と手厚さでよく支え、和生の小次郎(と敦盛)が品よく細心の演技。一輔の玉織姫。((評・舞台)国立劇場9月文楽公演 「一谷ふたば軍記」 勘十郎の情・和生の品、光る:朝日新聞デジタル)

通しを見るなら文楽で。