2016年9月12日月曜日

「地獄の3年」乗り越え…橋之助 覚悟決まった三津五郎さん“遺言”

追い打ちをかけるように、勘三郎さんの盟友だった坂東三津五郎さんも昨年2月に59歳で亡くなった。その三津五郎さんが亡くなる6日前、橋之助に直接“遺言”を残した。「やり残したことはいっぱいある。ノリちゃん(勘三郎さん)もそうだろう。だから幸二(橋之助の本名)には歌舞伎界のことを頼みたい」  まだまだ旗を振る器とは思っていなかったが、無念を残した三津五郎さんの言葉に「覚悟が決まりました」と言う。  
それから積極的に先輩役者と共演し、暇があれば稽古をつけてもらった。中でも関西での歌舞伎公演で実現した人間国宝・片岡仁左衛門(72)との共演は貴重だった。  「あんたの芝居はうるさいわ、と言われたんです。力の入る役で文字通り汗だくで演じていたんですが、仁左衛門さんが演じると自然体で涼やか。襲名でどこか気負いもあったのでしょう。気が楽になった思いがしましたね」。さまざまなものを背負う後輩への、仁左衛門なりの思いやりだったのだろう。(「地獄の3年」乗り越え…橋之助 覚悟決まった三津五郎さん“遺言” ― スポニチ Sponichi Annex 芸能)
三津五郎さんの遺言の重さ、先輩の有難い稽古、さあ成駒屋芝翫号出帆の時です。