2016年10月11日火曜日

忠臣蔵 四日目(秀太郎ブログ)

「判官切腹」は「通さん場」で、忠臣蔵の中でも最も大切な場面とされていて、薬師寺次郎左衛門を演じる役者は判官の役者の楽屋に挨拶に行ってはいけないし、力彌の役者は判官の楽屋まで自分で「腹切り刀」を頂に行かねばなりません。顔世御前は焼香のおりの「お香」を、柔らかく良い香りのものを、自ら吟味して求めます。判官さんが駕乗り物のなかで蒸せないように、香の香りで安らいでもらえるようにします。とにかく「仮名手本忠臣蔵」は観客の見えないところでも、たくさんの「きめごと」があり、昨今の新作劇には観ることの出来ない「深み」を楽しめるお芝居です。(秀太郎歌舞伎話)
「きめごと」、楽屋内も忠臣蔵の色になっているのですね。興味深いお話です。お香は3階席まで良い香りが漂ってきます。上等なお香を使われています。

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