2016年12月13日火曜日

河村常雄の劇評 2016年12月 国立劇場

幸四郎の本蔵が秀逸である。死に際での述懐に無念と感謝が交差する。「忠義ならでは捨てぬ命、子ゆえに捨つる親心」の台詞が心にしみる。剛の者でありながら、本蔵のこの優しさ。幸四郎ならではの情味があればこそ、この台詞が生きる。(河村常雄の新劇場見聞録)
九段目の場は配役に無理があり残念。幸四郎の本蔵は好演。

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