2016年12月5日月曜日

大笹吉雄の劇評 2016年12月 世田谷パブリックシアター

これをロッパに――ということは観客にもということだが、しみじみと、たっぷり聞かせた後、猿之助は一瞬の間を置き、エノケンが得意だった「月光値千金」を歌って、踊り始める。  ここの緩急のつけ方が猿之助独自のテンポとリズムで、観客の心をわしづかみにする。歌い終わり、上手(かみて)の客席上方に向かってキッと流し目を送るのも、憎いほどの間のよさだ。((評・舞台)シス・カンパニー「エノケソ一代記」 人間とは何か、ナゾに迫る:朝日新聞デジタル)
猿之助の緩急自在が現代物でも発揮されているようです。

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