2017年1月9日月曜日

長谷部浩の劇評 2017年1月 歌舞伎座

雀右衛門のお米は、襲名を経て、役者ぶりが一回り大きくなった。出は相変わらず可憐だが、刻々と移り変わる局面で、こころのうちを変化させていく受けの芝居が、芯の役者の邪魔になるどころか、相手役を助ける力ともなっている。盗みの試みが発覚して、父に「堪忍してください」とすがりつくところの芝居も大仰にならず、説得力があった。(長谷部浩の劇評  TheaterGoer Directory)
劇評家の感想もいろいろです。こういう見方もあるのだなあと参考にして、ご自分の目で鑑賞してください。