2017年4月4日火曜日

長谷部浩の劇評 2017年4月 歌舞伎座

英雄役者が又平を演じるのではない。「大男総身に知恵が回りかね」の心持ちでごく自然に又平がいるのだ。だからこそ、精神が若くなる。これから出世していきたい、名前があれば本当にありがたい、そんな立身出世のとばくちに立った男の切実な真情が伝わってきた。この青年のような若さは、いったいどこから生まれたものか。俳優とはいつなんどき、どんなきっかけをも生かして変化していく力を持つのだと実感した。(長谷部浩の劇評  TheaterGoer Directory)
相手方が変わると自ずと演じ方、役の捉え方が変わるのですね。

ブログ アーカイブ