2017年5月23日火曜日

内山美樹子の文楽評 2017年5月 国立小劇場

先輩の咲太夫が呂太夫を引き立てるが、二人の芸風は対照的。咲太夫は近代文楽の確立者山城少掾(やましろのしょうじょう)と八代綱大夫(つなたゆう)を師父としてその直系に立つ(現在大多数の太夫はこの系列)が、呂太夫には前近代の人物たちの生活感情をそのまま生きる古風さがある。本来、一人で語るべき「寺子屋」だが、前後に分けてこの対照を実感させたのは予想外の収穫。((評・舞台)国立劇場5月文楽公演 豊竹呂太夫襲名 「寺子屋」でみせた二つの芸風:朝日新聞デジタル)

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