2017年5月18日木曜日

児玉竜一の劇評 2017年5月 明治座

愛之助の堂々たる犬山道節は別格として、壱太郎の両性具有の魅力、米吉の可憐(かれん)さ、中村萬太郎の骨太さ、中村隼人の男ぶり、種之助の堅実さ、中村橋之助が意外に太い声を聞かせ、中村福之助は初々しい。少し小粒でそれぞれに課題はありながらも適材適所で、10年後に同じ顔ぶれが揃えば壮観、という将来を期待したい。  新悟の浜路の程のよさと隼人の左母二郎の色悪ぶり、中村鴈治郎の蟇六のおかしみ、上村吉弥の化け猫が本性を現す前の凄(すご)みなども目に残る。((評・舞台)明治座「五月花形歌舞伎」 愛之助、堂々の犬山道節:朝日新聞デジタル)
適材適所の八犬伝、若さに溢れています。

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