2017年7月26日水曜日

河村常雄の劇評 国立劇場「大人のための雅楽入門」

筆者が「大人のための」と題しただけのことはあると感心したのは、名曲「越天楽」をお馴染みの平調だけではなく、ほかの2つの調子に移行させた曲も聞かせてくれたことだ。全く異なる曲に聞こえる。平安の貴族たちは季節に合わせてこれらを聞き、楽しんだそうだ。移行はいささか専門的で難しい話だが、古の人々の風雅な心に触れることが出来たような気がした。 「子供でもわかる」講座は一般受けしそうだが、「大人のための」もあってしかるべきだ。(河村常雄の新劇場見聞録)
普段聞く機会のない分野は国立で多く企画して頂きたいです。

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