2018年2月18日日曜日

上村以和於の随談 2018年2月

その文楽は、八代目綱太夫五十回忌追善というので、咲太夫の口上があった。このところ、一種の怪物君といった風情だった若いころと比べるとちょっと心配になるくらいめっきり細くなった咲太夫だが、口上の席に座ったところを見ると、後ろに飾られた亡父綱大夫の遺影とびっくりするほど瓜二つの相貌となっている。咲甫太夫に織大夫を継がせるという。自身は終生咲太夫で通すのだろうか。さすがに、その二人で前後を語る『合邦』は久しぶりに時代物の大曲を聴いたと思わせるものであったのは、何よりめでたい。(随談第604回 東京の雪 | 演劇評論家 上村以和於公式サイト)
私も雪が降ると清元の唄い出しを口ずさみます。大江戸も今の東京も「暮れていつしか雪となり~」こんな日に三千歳に忍び逢いに行くのです。
歌舞伎、文楽他いろんなジャンルの感想が書かれています。