2018年5月11日金曜日

矢内賢二の劇評 2018年5月 歌舞伎座

定評のある尾上菊五郎の弁天小僧がまさに極め付きの名品。流れるように芝居を運ぶ間のよさ、歯切れのいいせりふが心地よく、決まり決まりの顔と姿が錦絵の美しさ。市川左団次の南郷力丸(なんごうりきまる)。海老蔵の日本駄右衛門(にっぽんだえもん)、尾上松緑の忠信利平(ただのぶりへい)、菊之助の赤星十三郎と、新世代の並ぶ「勢揃」が芸の継承を象徴する。滑川土橋の場は中村梅玉の青砥藤綱(あおとふじつな)が立ち姿だけで舞台一杯の大きさ。(東京新聞:<評>歌舞伎座「団菊祭」 旬の役者勢ぞろい:伝統芸能(TOKYO Web))
どこを切り取っても満点です。正に極付です。

ブログ アーカイブ