2018年6月9日土曜日

長谷部浩の劇評 2018年6月 歌舞伎座夜の部

泥場として知られ、本水も使うが、決してケレンに終わらせないのが吉右衛門の長町裏。橘三郎の舅義平次がまたよく、全身が渋紙のように見える。老醜を隠すのではなく、みせつける。すさまじい実在感があって圧倒される。橘三郎の好演があって、吉右衛門のこの世の苦しみがありありと伝わってくる。 (長谷部浩の劇評  TheaterGoer Directory: 【劇評112】吉右衛門と歌六の地藝)
序幕を見て、吉右衛門がこの狂言を選んだ訳が分かりました。本当にうれしそう!