2018年9月6日木曜日

天野道映の劇評 2018年9月 歌舞伎座

波打ち際から、遠ざかる船を見送る俊寛は、絶望ではなく、誇りを守り抜いた人の澄み切った美しさに輝いている。
今月父と共演する雪姫も、初役ながら見事な芸である。荒縄で縛られ腰をひねって、左上を見上げるきりりとした姿。夫の元に急ぐ恥じらい。この成長に父もどんなに喜んだであろう。((評・舞台)歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」 誇りに輝く吉右衛門:朝日新聞デジタル)
観客の拍手喝采、舞台では児太郎の成長ぶり、この日を迎えられて本当に良かったですね。