2018年9月14日金曜日

矢内賢二の劇評 2018年9月 歌舞伎座

昼の部「天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな) 河内山(こうちやま)」は、短い場面ながら「質見世」が抜群に面白い。(東京新聞:<評>秀山祭九月大歌舞伎 哀感と諦念の「俊寛」:伝統芸能(TOKYO Web))
 「質見世」の場がこんなに面白かったのは初めてです。「玄関先」が痛快なのは当然ですが、河内山の人間性はこの場のほうがよく表れているのかもしれません。
花道の引っ込み、下座の「時雨しぐれて、鳴く鴫の~」が格別良かったです。

長唄初時雨歌詞(hatusigure.pdf)