2018年10月3日水曜日

上村以和於の随談 今月の舞台から 2018年9月

『河内山』を見ながらつくづく思ったことが二つある。ひとつは、元気なうちにもう一度、吉右衛門に通し上演『天衣紛上野初花』を是非やってもらいたいということ。いつもの「質見世」「松江邸」と直侍の「蕎麦屋」「大口寮」に加えて「大口楼廻し部屋」「三千歳部屋」「田圃」と出し、大詰の「妾宅」まで出すのは、吉右衛門は昭和60年12月以来やっていない。これを菊吉でやってくれたなら、私にとっては、今生の見納めのようなものだ。(演劇評論家 上村以和於公式サイト | 歌舞伎の評論でお馴染みの上村以和於です。)
9月歌舞伎座評が中心ですが、他諸々について興味深いお話です。
 通し上演『天衣紛上野初花』是非見たいですね。黙阿弥の大江戸の郷愁は消えていく運命ですから・・・