2018年11月10日土曜日

玉三郎が語る『阿古屋』

女方の大役といわれる阿古屋。しかし、玉三郎は「主役の相手となる女方は、どんな小さな役でも大変」と言います。「その役と思わせるだけの雰囲気を醸し出せるかが大変で、阿古屋の場合は奏でる、ということをしながら役になるのが大変」。景清を思う阿古屋という役になるなかに、三曲を弾くという技術的な要素が入るので、「阿古屋のまま、奏でられるか。二つのことを同時にできるかが大切です」。
昼の部では、壱太郎が初役で挑戦する『お染の七役』の監修にもあたります。「黙阿弥が七五調なら、字余り字足らずが南北調と、壱太郎さんがあまり教わったことのない南北調の節の稽古から始め、そこへ心情を入れていきました」。玉三郎が手がけてきた役々を、若い俳優たちが受け継いでいく日々が続いています。(玉三郎が語る『阿古屋』 | 歌舞伎美人(かぶきびと))
女形なら若い時に三曲のお稽古をしておくということが当たり前になれば、誰にでもチャンスがあると言えますね。