2018年12月11日火曜日

河村常雄の劇評 2018年12月 歌舞伎座

松也が幸助。若手の中の芸達者だが、和事の役をうまくこなした。今月の収穫である。 中車が幸助の入れあげた関取・雷(いかずち)。二度目だが、声を低くし関取の貫禄を出している。幸助に愛想尽かしする場面は緊迫感を漂わせた。 萬次郎の茶屋の女将お柳、笑三郎の幸助女房おきみもいい味が出て、心温まる芝居になった。(河村常雄の新劇場見聞録)
師走に観る演目には最高です。澤瀉屋の脇役陣が芝居を支えます。阿古屋は玉三郎の若手への伝授を観客が証人で参加というような感じです。