2018年12月7日金曜日

渡辺保の劇評 2018年12月 国立劇場

宙乗りに道具幕を引いて鳥羽屋里長と新之助の大薩摩が聞きもの。それが振 り落としになるとと木屋町の二階。手摺にもたれて五右衛門が目をさまして、 世話にくだいた「山門」になる。  ここは今度の芝居でもっとも面白い。しゃれていて吉右衛門の五右衛門の世 話にくだけた味わい、二階がせり上がって塀外に菊之助の藤吉という見立ての 面白さである。(2018年12月国立劇場)
山門のセットが引き立て役になりますね。