2018年12月21日金曜日

<新かぶき彩時記>幻想的「鷺娘」

まずは出だしが素晴らしい。暗闇の中で長唄が「妄執の雲晴れやらぬ朧夜(おぼろよ)の」と唄(うた)い出します。妄執とは絶ち切れぬ執念のことで、陰鬱(いんうつ)な調子が印象的。やがて舞台が明るくなると、しんしんと雪の降り積もる川辺に、娘姿の鷺の精が淋(さび)しげにたたずんでいます。(東京新聞:<新かぶき彩時記>幻想的「鷺娘」 多彩な「変化」に注目:伝統芸能(TOKYO Web))
下座の雪音とともにいっぺんに雪の幻想的世界に引き込まれます。綿帽子ですが、最近の花嫁さんのはヘンです。鷺娘のが本当の綿帽子です。