2019年1月10日木曜日

渡辺保の劇評 2019年1月 歌舞伎座

「無道の君を弑するは英傑の志」という自分の政治思想を貫き通した男の、そ れがために今眼前に広がる家族の不幸、それに堪える孤独な悲哀が胸を撃つ。 物見の豪快さと合わせて、この光秀は胸のすく出来であった。(2019年1月歌舞伎座)
白鸚の大蔵卿は今まで見たこの人の義太夫狂言の役では一の当たり、との好評です。