2019年1月14日月曜日

長谷部浩の劇評 2019年1月 歌舞伎座昼の部

憂き世の辛さを一身に受け止めている大蔵卿の人柄に、皆が共感していく。くぐもった口跡も、苦悩の表現として受け止めた。あえて受けを狙わず、ドラマの実質本位の役作りで、白鸚の代表作として残るだけの出来映えであった。(長谷部浩の劇評  TheaterGoer Directory)