2019年3月20日水曜日

積恋雪関扉 桜の精 墨染の出(兼太夫ブログ)

さて、関兵衛が陶酔している場面、舞台が薄暗くなり、桜の木から墨染が姿を現します。「幻か 深雪に勝る桜影 実に明日には雲となり夕べにはまた雨となる 巫山の昔 目のあたり 墨染が立姿」と常磐津が語ってゆきます。 この歌詞の原典は中国の「高唐賦」の「巫山の雲雨」という話を引用したもの。 楚の国の懐王が昼寝の夢の中で巫山の神女と契り、やがて別れなければならない時が来たとき神女が「会いたくなったら朝には雲に、夕には雨になって会いに行きます。雨や雲を見たら私を思い出してください」と言ったことによるものだそうです。(常磐津兼太夫(ときわづかねたゆう) - 積恋雪関扉 桜の精 墨染の出 - Powered by LINE)
墨染の出が益々ワクワクします。