2019年10月21日月曜日

玉三郎が「世界文化賞」受賞

海外の多様な芸術と交わりを通して日本の伝統芸能に目を向けたとき、「日本の気候風土のなかで成立した日本の心には、掃き清められた何もないところに何かがやってくる、という趣向がある」こと、そして海外からさまざまな文化が渡来するなかでも「そぎ落とされた芸能」であり続ける背景には、その心があるのではないかということを、再発見したといいます。また、「歴史のなかで磨き上げられてきた様式のみが伝統芸能と誤解しないようにしなければならないし、とはいえ、それをすべて取り払い、作者が描いた心だけむき出しに表現すればいいものでもない。そのせめぎ合いの中で一生暮らしていく」という思いを抱いたと語りました。(玉三郎が「世界文化賞」受賞|歌舞伎美人)