原曲となったのは、貧しい絵師・浮世又平が活躍する「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」の大喜利で演じられた五変化(へんげ)舞踊。大津絵の製作で糊口(ここう)をしのぐ又平が描いた人物たちが、絵から抜け出して踊り出すという趣向がルーツです。(東京新聞:<新かぶき彩時記>大津絵と「藤娘」 観光名所も織り込まれ:伝統芸能(TOKYO Web))