2020年12月19日土曜日

児玉竜一の劇評 2020年12月 歌舞伎座

中村勘九郎の又平が、鋭さを抑えて篤実さを見せ、市川猿之助の女房も才気を抑えて、情味豊かに又平を支える。又平を教えた十代目坂東三津五郎の規格正しさ、女房を教えた四代目中村雀右衛門の濃厚な持ち味。ともに今は亡き先輩の芸風が、2人の役の中に継承されている。((評・舞台)歌舞伎座「十二月大歌舞伎」 先輩の芸風、継承され豊かに:朝日新聞デジタル)

芸の継承、このコンビで再演乞う。