2021年11月26日金曜日

情のある夫婦の形 「ぢいさんばあさん」菊之助、老妻に挑戦

 老け役のるんを演じることについて「自分にできるかどうかわからなかった」と菊之助。だが、父・菊五郎が婆(ばば)役、市川左団次が爺(じじ)役をつとめた六月公演の「夕顔棚」を見て「情のある夫婦の形はいいな」と思い、「こういう世界観を描ける役者になりたい」と初役への挑戦を決めたという。(情のある夫婦の形 「ぢいさんばあさん」菊之助、老妻に挑戦:東京新聞 TOKYO Web)

11月歌舞伎公演 国立劇場賞のお知らせ

 11月歌舞伎公演「一谷嫩軍記」の受賞者は下記の通り決まりました。 

 ○奨励賞 中村児太郎 (経盛室藤の方の演技に対して) 

 ○奨励賞 中村橋之助 (堤軍次の演技に対して)(11月歌舞伎公演 国立劇場賞のお知らせ | 独立行政法人 日本芸術文化振興会)

2021年11月18日木曜日

中村獅童のおめんであそぼ とびだす!かぶきえほん

 

中村獅童/作・田中大六/絵 主婦の友社 B5変形版 本文18p 2021年11月25日発行 定価¥1,870(税込) 「日本の伝統芸能、歌舞伎に初めてふれる子どもたちのためにつくったしかけ絵本です」   ―二代目中村獅童(中村獅童のおめんであそぼ とびだす!かぶきえほん | 歌舞伎 on the web)

渡辺保の劇評 2021年11月 国立劇場

 すなわちその様式的な造形の面白さを十二分に生かしながら、しかもなお今まであまり芝翫型で顧みられなかった人間的な内容がそこに生きて、原作のテーマが団十郎型よりも強烈に浮かび上がらせることに成功した。三度目にして渾身を込めた芝翫の力作であり、大きな進境である。かくて私は今まで味わったことのない、この作品の本質を味わった。(2021年11月国立劇場 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

渡辺保の劇評 2021年11月 歌舞伎座三部

 今度のこの芝居ではすでに触れた通り猿之助の師直第一、幸四郎の二場目の若狭助第二。続いて第三、若手でトップの出来はこの歌昇の由良助。「外伝」とはいえ、この若さで歌舞伎座の大舞台での由良助の初役、それを見事に仕こなしたのは大手柄である。この場の葵太夫、慎治もいい、(2021年11月歌舞伎座 第三部 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

渡辺保の劇評 2021年11月 歌舞伎座二部

 巳之助の五郎は、まず面長で、剥き身の隈取がしっくりはまって初役とは思えぬ円熟ぶりである。それに姿全体に丸味があるのがよく、踊りの名手だけあってカドカドのきまりの形がいい。真っ当にやっていて嫌味なく、余計な夾雑分もなくスッキリしている。まだ若く、しかも初役なのに、既にしてその姿に味わいがある。せりふに多少破調もあるが、まずはいい五郎、他の人にはない趣きがいい。(2021年11月歌舞伎座 第二部 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

渡辺保の劇評 2021年11月 歌舞伎座一部

 白鸚の直弼は、若やいだ爽やかさ、どことなく改革者としての英断の翳を持った人の、孤独な影が目に染みる。(2021年11月歌舞伎座 第一部 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

『通し狂言 南総里見八犬伝』 2022年1月 国立劇場 公演情報

 令和4年初春歌舞伎公演『通し狂言 南総里見八犬伝』(令和4年初春歌舞伎公演『通し狂言 南総里見八犬伝』)

2021年10月3日日曜日

「最澄と天台宗のすべて」展覧会音声ガイドナビゲーターに猿之助が就任

 特別展「最澄と天台宗のすべて」展覧会音声ガイドナビゲーターに猿之助が就任!(特別展「最澄と天台宗のすべて」展覧会音声ガイドナビゲーターに猿之助が就任! : 最新情報 : 市川猿之助公式サイト)

10月12日~東京国立博物館から開催予定!
収録では、「詳しくない人でも耳から入る情報だけで分かりやすいよう、語感やリズム感に気をつけました」といい、台本にあった「永遠」の文字を「『えいえん』と読むか、『とわ』と読むかで印象が変わる」と自ら提案して読み比べるなどしていた。(特別展「最澄と天台宗のすべて」音声ガイドナビゲーターは市川猿之助さん 「心の琴線に響くものとの出会い、楽しみ」 | 紡ぐプロジェクト)

2021年10月2日土曜日

右団次華麗に舞う 14日から息子らと全国公演

 歌舞伎俳優の市川右団次(57)が、14日から始まる全国巡回公演「伝統芸能 華の舞」で、自身を見いだし、育ててくれた市川猿翁の一門と共演する。師匠一門との共演に「一緒のDNAを受け継いだ芝居がしたい」と気合が入る。(右団次華麗に舞う 14日から息子らと全国公演:東京新聞 TOKYO Web)

十二月大歌舞伎 2021年12月 歌舞伎座 公演情報

 十二月大歌舞伎(十二月大歌舞伎|歌舞伎座|歌舞伎美人)

2021年9月22日水曜日

【10月歌舞伎公演】『通し狂言 伊勢音頭恋寝刃』 中村梅玉、中村時蔵、中村又五郎が 意気込みを語りました!

このお芝居のもう一つの特徴は、お伊勢様を中心とする独特の情景や情緒です。二見ヶ浦で朝日が昇ってくる風情や、お茶屋では伊勢音頭の舞の会が開かれ、季節は夏、提灯も掛かっていますし、薄着で団扇をもってお芝居が進んでいく……、そういった全体を包み込む風情や情景も大きなポイントです。お家騒動のなかに、江戸の民衆の憧れであった「お伊勢様」の世界を持ってきたところに、やはり作者の意図があるのだと思います。お客様にはその世界に入り込んでいただいて、このお芝居を楽しんでいただきたいです。(【10月歌舞伎公演】 『通し狂言 伊勢音頭恋寝刃』中村梅玉、中村時蔵、中村又五郎が意気込みを語りました!| 国立劇場歌舞伎情報サイト | 独立行政法人 日本芸術文化振興会)

NHKEテレ9/24 金 21:00 〜 21:55にっぽんの芸能「蔵出し!名舞台 歌舞伎の求道者・十世坂東三津五郎」

 究極の型と台詞で観客をうならせた名人芸の数々。当たり役「蘭平物狂」「魚屋宗五郎」「近松心中物語」「娘道成寺」「傀儡師」から。▽長男・坂東巳之助が語る、父・三津五郎。▽日本舞踊坂東流の家元として舞踊界をリード。先人の残した演出や工夫を常に研究、自らの舞台に生かす姿勢。▽司会の高橋英樹と同じく「城」に魅せられ、全国を巡った三津五郎。▽ゲスト:小玉祥子(演劇評論家)(にっぽんの芸能 - Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表])

飯塚友子の劇評 2021年9月 歌舞伎座

 日本一有名な怪談「東海道四谷怪談」は多くの役者が演じ、アレンジも多様だ。様々な同作を見たが、今月の歌舞伎座「九月大歌舞伎」の第3部、片岡仁左衛門と坂東玉三郎が主演する舞台を見て、「これが四谷怪談か」と目の覚める思いがした。仁左衛門の色悪(二枚目の敵役)の魅力、哀れそのものの玉三郎の至芸。何としても見てほしい。(【鑑賞眼】歌舞伎座「九月大歌舞伎」 四谷怪談の決定版 - 産経ニュース)

2021年9月15日水曜日

2021年9月2日木曜日

吉例顔見世大歌舞伎 2021年11月 歌舞伎座 公演情報

十世 坂東三津五郎七回忌追善狂言 一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)(吉例顔見世大歌舞伎|歌舞伎座|歌舞伎美人)

2021年8月27日金曜日

仁左衛門が語る、歌舞伎座『東海道四谷怪談』

「そのなかで歌舞伎で大事なのはやはり、“美”ですよね。“美”がなくなったら、ほかの演劇と変わらなくなってくる。形に気持ちを乗せるのではなく、気持ちに形が付いてくる。それが大事だと思う」と、自身が演じるうえでの心境を語ります。(仁左衛門が語る、歌舞伎座『東海道四谷怪談』|歌舞伎美人)

勘九郎、七之助「錦秋特別公演2021」 のお知らせ

 10月5日(火)から全国15カ所で「中村勘九郎 中村七之助 錦秋特別公演2021」が開催されます。(勘九郎、七之助「錦秋特別公演2021」 のお知らせ|歌舞伎美人)

2021年8月19日木曜日

令和3年10月歌舞伎公演『通し狂言 伊勢音頭恋寝刃』 国立劇場 公演情報

 国立劇場開場55周年記念 令和3年度(第76回)文化庁芸術祭主催公演 近松徳三=作 通し狂言 伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)  二幕七場(令和3年10月歌舞伎公演『通し狂言 伊勢音頭恋寝刃』)

2021年8月10日火曜日

渡辺保の劇評 2021年8月 歌舞伎座

 高四郎初役の義賢は、仁左衛門の指導よろしきを得てせりふが巧い。低い声から高音までのせりふ廻しが義太夫狂言らしく、かつ心持が籠っていて上出来である。役のスケールの大きさ、この役の異常なまでの正義感がそのせりふに出ている。(2021年8月歌舞伎座 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

2021年7月31日土曜日

令和3年10月邦楽公演「文楽素浄瑠璃の会」

文楽素浄瑠璃の会(令和3年10月邦楽公演「文楽素浄瑠璃の会」)

 【12時開演】 

 傾城恋飛脚(けいせいこいびきゃく) 新口村の段 (にのくちむらのだん)

 豊 竹 睦 太 夫        鶴 澤 清  友

 恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな) 重の井子別れの段 (しげのいこわかれのだん)

 豊 竹 咲 太 夫  鶴 澤 燕  三 

 【午後3時開演】 

 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん) 杉酒屋の段 (すぎさかやのだん) 

 豊 竹 希 太 夫  竹 澤 團  七 

 一谷嫰軍記(いちのたにふたばぐんき) 熊谷陣屋の段 (くまがいじんやのだん)

 豊 竹 呂 太 夫        鶴 澤 清 志 郎

7月歌舞伎鑑賞教室 国立劇場賞のお知らせ

 ○優秀賞 中村歌昇 (「義経千本桜」の源義経の演技に対して)(7月歌舞伎鑑賞教室 国立劇場賞のお知らせ | 独立行政法人 日本芸術文化振興会)

歌舞伎座「八月花形歌舞伎」第一部『加賀見山再岩藤』「岩藤怪異篇」代役についてのお知らせ

第一部『加賀見山再岩藤』「岩藤怪異篇」におきまして、市川猿之助が当面の間、休演することとなり、坂東巳之助が代役にて下記の通り6役を勤めることとなりました。(歌舞伎座「八月花形歌舞伎」第一部『加賀見山再岩藤』「岩藤怪異篇」代役についてのお知らせ |歌舞伎美人)

2021年7月25日日曜日

2021年7月24日土曜日

「第二十一回 上方花舞台」のお知らせ

 

一、上 菊(きく)   下 藤娘(ふじむすめ)   
《菊》   菊の精:中村梅枝   菊の精:中村壱太郎   
《藤娘》   藤の精:尾上菊之助  
二、六歌仙容彩(ろっかせんすがたのいろどり)   
僧正遍照/文屋康秀/在原業平/喜撰法師/大伴黒主:尾上菊之助   小野小町/衹園のお梶:中村梅枝  
■日時 2021年9月3日(金)~5日(日) 14:00開演  ※開場は開演の30分前   ■場所 国立文楽劇場 大阪市中央区日本橋1-12-10  
■チケット 入場料:8,000円 ※全席指定    販売中(「第二十一回 上方花舞台」のお知らせ|歌舞伎美人)

2021年7月21日水曜日

桐竹勘十郎〈人間国宝認定〉取材会動画

 人形浄瑠璃文楽座の人形遣い 桐竹勘十郎が、文化審議会から重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定するよう文部科学大臣に答申されたことが発表になりました。 取材会の様子をまとめた動画です。ぜひご覧ください。(桐竹勘十郎〈人間国宝認定〉取材会動画 | 独立行政法人 日本芸術文化振興会)

2021年7月12日月曜日

渡辺保の劇評 2021年7月 歌舞伎座

 今月の歌舞伎座はこの権八が一番の見もの。最近の「鈴ヶ森」の中でも大出来。六代目、梅幸、七代目と音羽屋四代の名舞台である。たとえば片足の爪先が、もう片方の足の土踏まずに入って、片仮名の「トの字」になる足遣い、あるいは片足の土踏まずにもう片足の踵が行くという具合の足遣いの難しさがきれいであざやかを極める。(2021年7月歌舞伎座 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

渡辺保の劇評 2021年7月 国立劇場

 前半の仕どころである、竹「黙して」の下げ緒を捌いて袂に入れてのきまりは、段取りがキチンとして、義経を振り返るイキも十分だが、肝心の向こうに気を掛ける意気込みがアッサリして物足りなかった。回を重ねて油ッ気が抜けて来たのか。(2021年7月国立劇場 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

2021年7月7日水曜日

九月大歌舞伎 2021年9月 歌舞伎座 演目と配役

 六世中村歌右衛門 二十年祭 七世中村芝  翫  十年祭(九月大歌舞伎|歌舞伎座|歌舞伎美人)

9月といえば秀山祭でしたのでちょっと寂しいです。

2021年6月23日水曜日

BSTBS 6/26 土 19:00 〜 20:54 美空ひばり33回忌特番 歌姫が抱く夢のすべて 猿之助出演

 美空ひばり33回忌特番 歌姫が抱く夢のすべて

9歳で芸能活動をスタートさせ、映画、テレビ、舞台、コンサートで活躍し、名声を手にしたが、その人生を振り返る時、“果たせた夢”と“果たす事ができなかった夢”があった。今回、美空ひばり33回忌に際し、“ひばりの夢”をキーワードに誕生から旅立ちまでをヒット曲と共に紹介して行く。また、TBSに保存された美空ひばりの貴重な映像や肉声テープも併せて紹介する。

【出演】市川猿之助、奈良岡朋子、日野皓正【ナレーター】窪田等(美空ひばり33回忌特番 歌姫が抱く夢のすべて - Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表])

2021年6月13日日曜日

クイズ!THE違和感 TBS14日19:00~猿之助出演

 クイズ!THE違和感SP市川猿之助襲来!千鳥&高梨臨カップヌードル本物見抜け!(クイズ!THE違和感 - Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表] - 見逃し配信情報や番組詳細も!)

矢内賢二の劇評 2021年6月 歌舞伎座・国立劇場

 片岡仁左衛門は病み衰えてなお桜姫に執着する清玄の哀れさを、一方の権助では男くさい色気と愛嬌(あいきょう)とを対照的に見せる。坂東玉三郎の桜姫は、岩淵庵室の場での花道の引っ込み、「毒食わば」のせりふが印象的。権助の容貌が変わるのを見て己の因果をさとり、覚悟を極める心が鮮烈に表れ出る。風鈴お姫となっての女郎姿はまことにすっきりとして目を奪われる。公家言葉の混じる鉄火なせりふにはまるで衒(てら)いがなく、ごく自然にこの女性の奇怪な人生を想起させて見事。

尾上松緑の若々しい長兵衛が新鮮で、娘への愛情や職人らしい短気と矜持(きょうじ)が明確。(<歌舞伎評 矢内賢二>歌舞伎座「六月大歌舞伎」など 大評判の「孝玉」 ふたたび:東京新聞 TOKYO Web)

2021年6月11日金曜日

第23回 音の会 2021年8月13日(金)~2021年8月14日(土)

第23回音の会(第23回 音の会)

 

配役(03.nenokai.pdf)

7月歌舞伎鑑賞教室『義経千本桜』公演情報

 令和3年7月歌舞伎鑑賞教室『義経千本桜』(令和3年7月歌舞伎鑑賞教室『義経千本桜』)

上村以和於の随談第642回 五月のもろもろ 2021年5月

 第二部の「道行旅路の花聟」が気に入った。いかにも歌舞伎を見ている愉悦があって今月一番のいい気分だった。こういう愉悦は清元ならではでもあるが、梅枝のおかるが期待に応える良きものだったし、錦之助の勘平も、この段の勘平としてうまくはまっている。萬太郎の伴内といい、思えばみな、三代目歌六のひ孫たちである。(随談第642回 五月のもろもろ | 演劇評論家 上村以和於公式サイト)

児玉竜一の劇評 2021年6月 歌舞伎座

市川猿之助の新作「日蓮 愛を知る鬼(ひと)」(横内謙介構成・脚本・演出)は、法華経を広めるべく叡山を出るまで、1時間のせりふ劇。中村隼人が堂々と一角を占め、先代譲りで梅原猛の日本学に親炙(しんしゃ)する猿之助ならではの、思索と知識に裏打ちされたせりふの力で、ともかくも圧倒する。((評・舞台)歌舞伎座「六月大歌舞伎」 玉三郎と仁左衛門、若さで魅了:朝日新聞デジタル)

2021年6月7日月曜日

渡辺保の劇評 2021年6月 国立劇場

 二代目松緑の孫の現松緑は、その難しい方の、すなわち祖父の、明るくって、能天気な、さっぱりした江戸っ子にポイントを置く方に挑戦して、七分通り成功した。決して完全とはいわない。むろん芸としてはこれからだし、未完成でもある。しかし敢えて難しい方に立ってここまで来たのは、成功といわなければならない。(2021年6月国立劇場 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

渡辺保の劇評 2021年6月 歌舞伎座 二部

 次がこの一幕の白眉、桜姫が清玄に襲われる立ち廻り。ここが三十六年前と演出は同じでも、その出来の全く違うところ、ましてその意味するところに天地雲泥の差があるのが今度の収穫である。すなわち逃廻る桜姫が庵室の経巻を投げる。それを枷にいくつかの二人の見得の、歌舞伎座の広い舞台一杯に広がる絢爛たる美しさ。その形の美しさに見ていて陶然となったのは私ばかりではない。(2021年6月歌舞伎座 第二部 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

渡辺保の劇評 2021年6月 歌舞伎座一部

 次は舞踊「夕顔棚」は、菊五郎の婆、左團次の爺が、初演の初代猿翁の婆が乳房を見せるエログロと違って、乳房を見せてもアッサリと品がいい。舞踊としては大した手が付いているわけではないが、左團次と二人品格を保って後味がいい。里の男は巳之助、女は米吉。菊五郎版では初演と違って大勢の里の男女が出て、踊りながら花道を入って行くが、これだけ並んでいる中で巳之助の手振りの面白さが抜群。(2021年6月歌舞伎座 第一部 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

2021年5月26日水曜日

浮世絵師の鳥居清光さん83歳で死去 歌舞伎座正面の絵看板など手掛ける

 歌舞伎の絵看板は、上演する演目の登場人物や物語の一端を描いたもの。筋書(パンフレット)にも掲載されている。歌舞伎座によると、毎月書き下ろしで、上演中の「五月大歌舞伎」(28日まで)の絵看板も清光さんが描き、「六月大歌舞伎」(同3日初日)の絵看板も制作中だった。(浮世絵師の鳥居清光さん83歳で死去 歌舞伎座正面の絵看板など手掛ける - おくやみ : 日刊スポーツ)

今月の絵看板、もう一度見ておこう。毎月ありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。

2021年5月24日月曜日

矢内賢二の劇評 2021年5月 歌舞伎座

 

尾上菊之助の「春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)」に見応えがある。初々しくきりりと引き締まった小姓の風情。踊りは形の一つ一つが美しく決まってたっぷりとした余裕と明るさがある。
「土蜘(つちぐも)」は上演時間の制約により間狂言(あいきょうげん)をカット。尾上松緑の僧智籌(ちちゅう)実は土蜘の精に暗い凄味(すごみ)があり、市川猿之助の源頼光が凜然(りんぜん)として舞台を一段と大きくしている。寺嶋眞秀(まほろ)の太刀持(たちもち)がしっかりしていて目を引く。(<歌舞伎評 矢内賢二>歌舞伎座「五月大歌舞伎」など 菊五郎の勘平に円熟の味:東京新聞 TOKYO Web)

出演の猿之助が意気込み語る

 「劇中での蓮長(後の日蓮)の気持ちと、コロナ禍にある現代の私たちの気持ちとは重なる部分があります。世の中を救いたい、人々に幸せになってほしいという、その根本の気持ちを伝えたいですね。“日蓮”というと、『宗教の芝居か』と敬遠される方もいらっしゃるかとは思いますが、心温まるものになるかと。内容で感動させられて、心にしみる芝居をしたい」と意気込みを述べた。(「日蓮」は“スーパー歌舞伎”とつけてもいいくらい?演出・出演の猿之助が意気込み語る(会見レポート) - ステージナタリー)

2021年5月17日月曜日

渡辺保の劇評 2021年5月 三部

 以上三点。形のよさ、中溜め、描写と三拍子揃っている。なかでも私が感動したのは、一つは「恨みかこつも」の手踊り、もう一つは「下はないりの白波の」である。前者はこの曲の性根ともいうべきもっとも大切な、この踊りの基調を決めるところであるが、菊之助はここが巧い。後者は菊之助の祖父梅幸得意のところ。その品位辺りを払うばかりであった。菊之助の巧さは梅幸よりもリアルである。まず舞台下手で谷底を覗き込む。二度似た振りがあって、その二度ともにさながら水飛沫を浴びて立つ女の美しさ。それから手に持った扇で円を描きながら上を見、下を見るのを繰り返しながら上手へ進んで行く。一身にして山頂の上を仰ぎ見てその高さを示し、一転して谷底をのぞき見てその深さを示す。山頂の高さも谷底の深さを描くと同時にそこに立つ女の風になびく髪を見せる。その姿が鮮やかを極めている。(2021年5月歌舞伎座 第三部 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

渡辺保の劇評 2021年5月 歌舞伎座一部

 もう一つ驚いたのは、これはお嬢とお坊の立ち廻りになった時にフッと舞台をよぎった風が、なんとなくお嬢とお坊は互いに好感を持っている、友人になりたいという雰囲気を暗示していたことである。そしてそれは現実になる。二人の中に飛び込んだ和尚吉三を巻き込んで三人はたちまち兄弟になる。こんな好感溢れる三人の吉三を今まで見たことがなかった。その点でもこの「三人吉三」は画期的といわなければならない。

この緊張感は猿之助が頼光に出たためである。この二人の組み合わせが舞台に大きく幅を与えている。見ている観客もそれに巻き込まれて面白く、花道のカーッと口をあけての引込みまで、近来にない芸の火花の散り様であった。本来ならば土蜘に廻ってもおかしくない猿之助が頼光に廻ったための大舞台である。(2021年5月歌舞伎座 第一部 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

渡辺保の劇評 2021年5月 歌舞伎座二部

 この勘平は紋服に着替えて、「お家の真ん中」で座ってから、おかやの話を聞いているところがことにいい。顔色一つ変えずにジッと聞いていて、それでいてシッカリとハラで芝居を受けている。ここらが駆け出しの勘平役者の及ばぬところ。まるで白湯でも呑む様な心地よさである。与市兵衛が帰ったのは引け過ぎと聞いて、それとなく俺が旅人を撃ったのは何どきだったかと無意識に指を折って時間を数え、フッと不審に思ったその視線が、お才の手許の縞の財布に行く具合のさりげなさ。まるで当てッ気のない芝居運びで、例の懐中の財布と見合わせる段取りから段々時代になって行く呼吸。見事なものである。(2021年5月歌舞伎座 第二部 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

2021年5月7日金曜日

秀太郎が旭日小褒章を受章

 4月29日(木・祝)、片岡秀太郎が旭日小綬章を受章することが、内閣府より発表されました。(秀太郎が旭日小褒章を受章|歌舞伎美人)

2021年5月6日木曜日

七月大歌舞伎 2021年7月 歌舞伎座 演目と配役

 演目と配役(七月大歌舞伎|歌舞伎座|歌舞伎美人)

久々の海老蔵出演。吉右衛門・菊之助の鈴ヶ森、楽しみです。

2021年4月24日土曜日

2021年4月17日土曜日

2021年4月16日金曜日

渡辺保の劇評 2021年4月 歌舞伎座

 今回はその動き、一歩踏み出す足と、それを一度引込めて右膝を立て、左足を延ばして左手を大きく前に出して中腰のツケ入りの見得まで、さながら怒涛の寄せる如く、タッチの太さ、動きの大きさ、グロテスクさ、まことに見ていて爽快かつコクがあっていい出来である。芝翫大進歩。この人の当たり芸になった。(2021年4月歌舞伎座 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

児玉竜一の劇評 2021年4月 歌舞伎座

暗闇ですれ違う「三囲(みめぐり)」では、両優の風姿とせりふが古色も得て冴(さ)え渡る。「玉三郎の桜姫」は「仁左衛門・玉三郎の桜姫」へと転生して、失われた30年を取り戻した。((評・舞台)歌舞伎座「四月大歌舞伎」 仁左衛門と玉三郎で桜姫復権:朝日新聞デジタル)

飯塚友子の劇評 2021年4月 歌舞伎座

長らく埋もれていた今作の補綴(ほてい)を担い、戦後、「桜姫」を本格的に蘇らせた亡き郡司正勝は作品について、「高貴であるがゆえの自由奔放さといたずらの性をもつといった人間性を見透かした南北の眼光はするどい」と記した。埋もれつつあった南北作品が、この2人の俳優の出演によって息を吹き返し、磨き上げられた奇跡を、目の当たりにできる舞台といえよう。(【鑑賞眼】歌舞伎座「四月大歌舞伎」 36年ぶり奇跡の「桜姫」(2/2ページ) - 産経ニュース)

2021年3月18日木曜日

2021年3月21日(日) 7:00〜7:30 フジテレビ「ぼくらの時代」

 『ボクらの時代』は、毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくトーク番組。あえて司会者を置かないことにより、ゲストたちの普段の顔・会話が垣間見られるような構成となっている。今週は市川海老蔵、広瀬すず、松田龍平の3人。3月26日(金)放送の特別ドラマ『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』で共演している3人は、お互いの印象や撮影時のエピソードを語る。また、十三代目市川團十郎白猿の襲名を控える海老蔵は、今後の歌舞伎界に願うことを明かす。(ボクらの時代 - フジテレビ)

3/21(日)17:00~ ドラマ「桶狭間」放送直前SP

 〔番組案内〕 フジテレビ 十三代目市川團十郎白猿襲名記念ドラマ特別企画 『桶狭間〜織田信長 覇王の誕生〜』 

■放送直前SP:2021年3月21日(日) 17:00〜17:25 

■本放送:2021年3月26日(金) 21:00~23:32(【出演情報】3/21(日)17:00~ ドラマ「桶狭間」放送直前SP | THUNDER PARTY !)

海老蔵「織田信長が日本人に愛される武将なのは、今の日本人が求めているリーダー像であり、今の世の中でなくなりつつある何かを持っているからだと思います。時代劇という手法を通してはいるけれど、信長の人としてのあり方や妻に対する思いなど、今の方々にも共感できるような時代劇になっています。ぜひ多くの方に見てもらえたらと思います」(十三代目市川團十郎白猿襲名記念特別企画『桶狭間〜織田信長 覇王の誕生〜』 - フジテレビ)

2021年5月明治座・6月南座「海老蔵歌舞伎」

 <海老蔵歌舞伎> 

明治座公演:2021年5月29日(土)、30日(日) 

南座公演:2021年6月4日(金)~13日(日) 

 出 演:市川海老蔵、堀越勸玄 他(【公演情報】2021年5月明治座・6月南座「海老蔵歌舞伎」 | THUNDER PARTY !)

2021年3月13日土曜日

孫・爽子が名跡継ぎ「三代目藤間紫」に 家元を継承

 紫派藤間流は一九八七年に創始、初世紫の死後は、夫の市川猿翁(えんおう)が二代目藤間紫となり名跡を預かっていた。猿翁が発表したコメントによると、初世紫は「孫の爽子が年頃を迎えた暁に、三代目家元として藤間紫を襲名させてほしい」が遺言だったとしている。  併せて爽子の兄貴彦が、猿翁から授かった藤間翔(かける)(初代)を名乗り、妹を支えるという。(孫・爽子が名跡継ぎ「三代目藤間紫」に 家元を継承:東京新聞 TOKYO Web)

矢内賢二の劇評 2021年3月 歌舞伎座・国立劇場

 歌舞伎座の第二部に時代物と世話物の好舞台が並ぶ。(<評>菊五郎、濃厚な色気 歌舞伎座「三月大歌舞伎」など:東京新聞 TOKYO Web)

渡辺保の劇評 2021年3月 歌舞伎座

 耳慣れた黙阿弥のせりふ―――「今朝の南が吹き代わり、西ならいで雪になったが」が空気の様に当たり前に聞こえて来るところに老練の円熟がある。蕎麦を肴に一杯やりながら丈賀の話を聞いていて、そっと外に出て丈賀を待ち伏せる具合。なんでもない様でいて、なかなかできない生世話の味である。(2021年3月歌舞伎座 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

黙阿弥が大江戸への郷愁で書いた生世話物、雪の入谷へタイムスリップしたような舞台です。

渡辺保の劇評 2021年3月 国立劇場

 まず饗応。菊之助は研究熱心で、御簾内の第一声、妹桔梗が山口玄蕃に口説かれ、進退窮まって自害しようとするのを止めて「ヤレ待て桔梗、早まるな」が、別人かと思うほど光秀らしく、低い呂の声の発声、せりふ廻し、意気込み、よく研究している。(2021年3月国立劇場 – 渡辺保の歌舞伎劇評)

たとえニンではなくても、役を広げようと挑戦する菊之助にエールをおくりたい。

2021年3月12日金曜日

飯塚友子の劇評 2021年3月 国立劇場

菊之助は、光秀を当たり役とする義父、吉右衛門に憧れ、この役に初挑戦した。パワハラ主君への戸惑いから悲嘆、そして怒りを募らせる感情の変化が鮮やかで、理不尽に翻弄される姿は息苦しくなるほど。辛抱立役だが、せりふや動きの随所に吉右衛門の指導が感じられる。また菊之助、彦三郎、萬太郎、春永寵臣・力丸役の中村鷹之資(たかのすけ)と主要な若手がいずれも声がよく、この陰々滅々とした芝居を爽やかに彩る。悲運の兄、光秀を支える桔梗(ききょう)役、坂東新悟の楚々として耐えるいじらしさも、印象に残った。(【鑑賞眼】国立劇場「時今也桔梗旗揚」 身に染みる光秀の悲哀(2/2ページ) - 産経ニュース)

児玉竜一の劇評 2021年3月 歌舞伎座

 2部は続いて菊五郎の「直侍」。初役から36年、生き生きとした世話のせりふや、ハラリと傘を開く呼吸など、長所は変わらず、中村時蔵の三千歳との色模様で見せる、芸の艶(つや)はいや増している。((評・舞台)歌舞伎座「三月大歌舞伎」 艶っぽさ増す、菊五郎の直侍:朝日新聞デジタル)

2021年3月11日木曜日

『東京地検の男』(テレビ朝日) 3月24日(水)よる8時放送!

ドラマスペシャル『東京地検の男』(テレビ朝日) 3月24日(水)よる8時放送!(ドラマスペシャル『東京地検の男』(テレビ朝日) 3月24日(水)よる8時放送! : 最新情報 : 市川猿之助公式サイト)

 

強烈な新キャラが降臨!市川猿之助が沢村と大激突する特捜部のエリート検事に(ドラマスペシャル『東京地検の男』|テレビ朝日)

第42回松尾芸能賞 新人賞 米吉受賞

 五代目中村歌六の長男。女方の道を歩み2014年、新春浅草歌舞伎「一條大蔵譚」の常盤御前で名題昇進した。花形世代の新春浅草歌舞伎で「菅原伝授手習鑑 寺子屋」の戸浪、「仮名手本忠臣蔵 七段目」の遊女おかる 等、次々に古典の大役を演じて実力を発揮した。立役も勉強中で「仮名手本忠臣蔵 十一段目」の大星力弥 等で魅力を見せた。真面目で芸熱心、先輩の指導のもと常に楷書の芸を志し精進している。(第42回松尾芸能賞 | 公益財団法人松尾芸能振興財団)

2021年3月7日日曜日

『演劇界』4月号の表紙 『連獅子』『奥州安達原 袖萩祭文』

 『連獅子』中村勘九郎丈の親獅子の精・中村勘太郎丈の仔獅子の精 『奥州安達原 袖萩祭文』中村七之助丈の貞任妻袖萩・中村長三郎丈の娘お君((3) 演劇界*4月号本日発売‼︎さん (@engekikai) / Twitter)

斜め半分づつ公平な扱いです。

2021年3月3日水曜日

花形歌舞伎の京都・南座で流し雛 「吉野山」の舞台でコロナ収束願い

この日、演目「吉野山」の桜のセットが設置された舞台で、円形に編んだわらに載せた和紙のひな人形が、川に見立てた青い布の上を滑るように流れた。  俳優の中村壱太郎(かずたろう)さん(30)は「コロナ禍で気の抜けない日々なので、厄難を流すという思いを込めました。無事に千秋楽を迎えたい」と話していた。(花形歌舞伎の京都・南座で流し雛 「吉野山」の舞台でコロナ収束願い - 産経ニュース)

2021年3月2日火曜日

尾上松也×尾上右近「歌舞伎界は大きな家族。先輩の背中を追いかけて」

 これからの歌舞伎界は師匠と弟子、という感じよりも、チームという感覚が強くなっていくのでは。そういう関係性を築くほうが、全体がうまくいくのかもしれないですね。(尾上松也×尾上右近「歌舞伎界は大きな家族。先輩の背中を追いかけて」(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース)

ロングインタビュー

聞き手 関容子  婦人公論より

2021年2月28日日曜日

尾上松緑が語る、歌舞伎座公演『泥棒と若殿』と『戻駕色相肩』 そして『紀尾井町家話』への思い

 三津五郎の兄さんは、最初から最後までを計算立て、緻密に芝居を構築されていました。巳之助さんの若殿はお父様譲りの緻密さをもちつつ、若さの感情の発露がみられる部分があります。三津五郎の兄さんと巳之助さんは親子ですから、根っこには限りなく近いものがあるでしょう。けれども、(スタート地点での)ほんの少しの違いが、伸びていった先では大きな開きになります。巳之助さんは、読み合わせの時にはすでに芝居をつくっていらっしゃいますし、応用力もあります。これからも一緒に芝居をしていきたい役者さんです」(尾上松緑が語る、歌舞伎座公演『泥棒と若殿』と『戻駕色相肩』 そして『紀尾井町家話』への思い | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス)

2021年2月26日金曜日

【3月歌舞伎公演】『時今也桔梗旗揚』 尾上菊之助が意気込みを語りました!

 3月歌舞伎公演の演目の『時今也桔梗旗揚』をお引き受けしたのには、二つの理由がございます。一つは、岳父(中村吉右衛門)が武智光秀を演じた馬盥(ばだらい)の場に憧れ、岳父を通して明智光秀という人物に興味を持っていたことです。そしてもう一つは、先ごろ最終回を迎えたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公も明智光秀でしたが、「反逆者」とされてきた光秀像が、実は天下泰平を望んでいた人物として見直される機運があって、私もドラマのファンでしたし、ちょうどお客様の関心も高まっている今、この役に挑みたいと思いました。(【3月歌舞伎】尾上菊之助が意気込みを語りました!| 国立劇場歌舞伎情報サイト | 独立行政法人 日本芸術文化振興会)

2021年2月18日木曜日

「三月大歌舞伎」の合同取材会 江戸歌舞伎発祥之地で中村勘九郎・七之助が「再出発の気持ち」語る

 「3年後の江戸歌舞伎400年の年が父の十三回忌なんです。なので3年後の2月に猿若祭ができたらな、という夢もあります」と続ける。さらに七之助は「ここから始まったんだ、という思い。改めて、兄弟で中村屋を背負うこと、また今月立派に勤めている勘太郎と長三郎の2人も背負っていくんだなというプレッシャーと楽しみと、半分半分な気持ちです」と答えた。(江戸歌舞伎発祥之地で中村勘九郎・七之助が「再出発の気持ち」語る(会見レポート) - ステージナタリー)

【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(16)(17)(18)

 

代々の鴈治郎には二枚目のイメージがありますので、「あんなん(あんな役)やって。鴈治郎のイメージではない」と思う人がいるかもしれません。  でも、上方の人情喜劇を作るのは、上方歌舞伎のレパートリーを増やしたいから。そのためにはなんでもやっていきたい、そう思っています。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(18)上方歌舞伎に人情喜劇を(2/2ページ) - 産経ニュース)
妻のおばあさまは吾妻流宗家の初代吾妻徳穂さんで、その息子さんが歌舞伎俳優の天王寺屋のおじさん(五代目中村富十郎(とみじゅうろう))。妻にとっては伯父さんにあたる人。父ともよく共演していましたし、私も舞台でご一緒させていただいて教えを受けました。もともと妻とは幼なじみでしたし、そういうご縁の女性と結婚したのも運命でしょうね。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(17)息子も私の母似かな(1/2ページ) - 産経ニュース)
親子逆転の配役は、30年の京都・南座の顔見世の「新口村(にのくちむら)」でも実現しました。このときは、父の忠兵衛、私が忠兵衛の老父、孫右衛門(まごえもん)、弟の(中村)扇雀(せんじゃく)が忠兵衛の恋人の梅川を勤めました。父が亡くなる少し前に、親子3人でこのお芝居が上演できたのはとても幸せなことでした。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(16)幸せ感じた「親子3人芝居」(1/2ページ) - 産経ニュース)

2021年2月16日火曜日

小玉祥子の劇評 2021年2月 歌舞伎座

 

七之助が、親不孝を恥じる目が不自由な袖萩の哀れさと娘を気づかう切なさを見せた。長三郎がけなげで愛らしく、せりふも動きもしっかりとした名子役ぶり。
勘九郎の狂言師右近後に親獅子の精、勘太郎の狂言師左近後に仔獅子の精。振りの意味が明確で一点一画をゆるがせにしない勘九郎と、父に遜色のない動きを示す勘太郎。息が合い、前シテは端正で、後シテには勢いがあった。(歌舞伎 二月大歌舞伎 息が合った親子の「連獅子」=評・小玉祥子 - 毎日新聞)

全公演完売「初春海老蔵歌舞伎」映像、医療従事者100万人超に無料配信 「元気のもとになりたいその一心」

 松竹は15日、歌舞伎俳優の市川海老蔵(43)、長女の市川ぼたん(9)、長男の堀越勸玄(7)の家族共演で全公演完売となった東京・新橋演舞場の1月公演「初春海老蔵歌舞伎」の収録映像を医療従事者に無料配信すると発表した。(全公演完売「初春海老蔵歌舞伎」映像、医療従事者100万人超に無料配信 「元気のもとになりたいその一心」:中日スポーツ・東京中日スポーツ)

2021年2月14日日曜日

【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(13)(14) 「上方文化」見つめる四代目

 《襲名発表の会見(平成26年4月)の席上、鴈治郎さんが語った言葉は印象的だった。「関西のみなさまに愛される鴈治郎になりたい。そして、上方文化の隆盛に全力を注ぎたい」と》(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(13) 「上方文化」見つめる四代目(2/2ページ) - 産経ニュース)

まだ歌舞伎の右も左もわからないときです。近松座は、古典をそのまま上演するのではなく、いま上演されていない近松作品を復活上演したり、近松の原作にのっとって上演するという活動でした。資料などをもとに、一から芝居を作り上げていくわけで、私も自分に与えられたお役を自分で考えて作っていかないといけなかったんです。古典もわかっていない時期に歌舞伎のお役を作っていく作業はあまりにも大変でした。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(14)近松座から学んだ歌舞伎(2/2ページ) - 産経ニュース)

【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(15)リアルな上方演出の魅力

 いずれ私もやってみたいですね。また、忠臣蔵を、上方の俳優を中心に上方の演出で、物語の最初から最後まで通し上演の形でやってみたい。それがいまの夢のひとつですね。これまで祖父の芸を継承しようという気持ちが大きかったのですが、父が亡くなったいま、父のやっていたことも受け継いでいければと思っています。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(15)リアルな上方演出の魅力(2/2ページ) - 産経ニュース)

2021年2月11日木曜日

六月博多座大歌舞伎 2021年6月 博多座 演目と配役

 演目と配役(六月博多座大歌舞伎|博多座|歌舞伎美人)

【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(12) 鴈治郎になるための10年

 あの公演で初めて、うちの家の芸である玩辞楼(がんじろう)十二曲の内(うち)、『河庄』の治兵衛を演じました。上方の若い人たちでいろんなお役に挑戦できた。このメンバーで、関西の歌舞伎の幕が開けられる、そんな希望がわいてきたのを覚えています。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(12) 鴈治郎になるための10年(2/2ページ) - 産経ニュース)

【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(11)翫雀(かんじゃく)襲名披露と阪神大震災

 火が上がっていたら逃げようと思って廊下に出ましたが、シーンとしていた。地震発生直後はどこが震源地か、情報が入っていなかったんです。でも、お芝居はでけへんやろなあと思っていましたら、劇場からだったか松竹からだったか忘れましたが、電話がかかってきて「舞台を開けます」と。「ええっ、開けるんだ」とびっくりしました。というのは、泊まりがけのお客さまが劇場に来てくださっていたんですね。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(11)翫雀(かんじゃく)襲名披露と阪神大震災(1/2ページ) - 産経ニュース)

猿之助 雑誌掲載情報

 ●「週刊文春」 

・発売日:2月10日(水) 

・出版社:文藝春秋 

・価格: 定価440円(税込) 

「男の肖像」単独ロングインタビュー企画(最新情報 : 市川猿之助公式サイト)

時蔵が語る、歌舞伎座『雪暮夜入谷畦道』「直侍」

 世話狂言は、古きよき時代の江戸の風情が出ることが大事だと思います。そのためには、若いときから昔のことを知っている先輩方にいろいろな話を聞いて、想像することが大きいですね」と、情感あふれる舞台の秘訣を語ります。(時蔵が語る、歌舞伎座『雪暮夜入谷畦道』「直侍」|歌舞伎美人)

2021年2月9日火曜日

渡辺保の劇評 2021年2月 歌舞伎座

 次が「連獅子」。勘九郎の親獅子は立派で、貞任の失点を取り返した。勘太 郎の子獅子がまことにきちんとして筋のいい踊り、体も枠に嵌った動きでよく 動いていい出来である。前幕の長三郎のお君といい、これといい、曾孫二人大 当たり。(2021年2月歌舞伎座)

【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎 6・7・8・9・10

顔見世というと、思い出すのは子供の頃です。当時、うちは祖父の二代目鴈治郎と父(坂田藤十郎=当時、二代目中村扇雀)が「廓文章(くるわぶんしょう)」など上方のお芝居を上演していましたが、夜の部の最後が多かったですね。子供が起きていられないぐらい遅い時間帯でした。それでもお客さまが残っていてくださった。ありがたかったですね。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(61)(6)お客さまと一体の高揚感(2/2ページ) - 産経ニュース)
学業優先というのも母の考えだったと思います。とにかく大学まで出したいと。父は早くにスターになったので、この業界以外にほとんど友人がいなかったのです。本名の「林くん」とか、「宏太郎くん」とか、呼ぶ友人がいない。母は、私たち兄弟に、一般人としての感覚を身につけさせ、この世界以外の友人をたくさんつくらせようとしたんじゃないでしょうか。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(7) 学業優先、ピアノにバイトも(1/2ページ) - 産経ニュース)
そんなとき、叱りながらも丁寧に指導してくださったのが三津五郎さん。落ち込んでいるときに慰めてくださったのが(十八代目中村)勘三郎さんでした。おふたりがいなかったらどうなっていたかわからないですね。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(8)暗中模索の20代に…(1/2ページ) - 産経ニュース)
ひとり、ぽつーんと置かれたんです、その広い楽屋にね。「ここで何したらええねん」って思っていました。ただ、そのとき初めて、「鴈治郎」という名前を意識したんです。こういう広い楽屋に入る役者なんだと。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(9)祖父に見た役者の業(2/2ページ) - 産経ニュース)
外国でも「曽根崎心中」は人気の高い演目です。そのときは、近松座であったことや海外公演ということで、私が徳兵衛役を勤めました。そのときのイギリスの新聞の劇評に、作品をドラマとして評価していただいたんです。「曽根崎心中」というと、お初の芝居と思いがちですが、先入観のない外国の方は徳兵衛の苦悩も含めて作品自体の深さを評価してくださった。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(62)(10)徳兵衛役、英公演で覚醒 - 産経ニュース)

2021年2月7日日曜日

5月文楽公演  2021年5月 国立小劇場 公演情報

 

令和3年5月文楽公演(令和3年5月文楽公演)
●第一部 (午前10時45分開演)
● 心中宵庚申 (しんじゅうよいごうしん)  上田村の段  八百屋の段  道行思ひの短夜 
●第二部 (午後2時15分開演)
● 生写朝顔話 (しょううつしあさがおばなし)  宇治川蛍狩りの段  明石浦船別れの段  宿屋の段  大井川の段 
●第三部 (午後5時30分開演)
● 摂州合邦辻 (せっしゅうがっぽうがつじ)  合邦庵室の段 
 契情倭荘子 (けいせいやまとぞうし)  蝶の道行

『演劇界』3月号の表紙『壽浅草柱建』松也の曽我五郎時致

 明日2月5日(金)発売『演劇界』3月号の表紙をお知らせいたします。 『壽浅草柱建』尾上松也丈の曽我五郎時致です!((19) 演劇界*3月号発売中さんはTwitterを使っています 「明日2月5日(金)発売『演劇界』3月号の表紙をお知らせいたします。 『壽浅草柱建』尾上松也丈の曽我五郎時致です! https://t.co/s03I3xnelF #演劇界 https://t.co/ezPLDHXBPD」 / Twitter)

2021年2月4日木曜日

【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(61)(5) コロナ禍で模索、生まれた演目

 この公演の中で私と逸平ちゃんは、新作「棒しばり×棒しばり」を上演しました。後日、撮影用に再演して今年1月1日にNHKで放送してくれたんです。その際、上方舞山村流宗家の山村友五郎(ともごろう)さんにお電話してお稽古場を貸していただいたんですが、その様子を見ていたNHKの方が「はあ、関西は横のつながりが強いんですね」と驚いていましたね。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(61)(5) コロナ禍で模索、生まれた演目(1/2ページ) - 産経ニュース)

【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(61)(4) 「おちょやん」と「半沢直樹」

 テレビで見た、あの俳優が出ているのなら、一度、歌舞伎を見に行こう、ということも多いと思います。ただ、大河ドラマや連続テレビ小説などは1年間とか半年間とか放送されますのでスケジュールが大変で、どうしても歌舞伎の舞台が少なくならざるを得ない。でも、外のお仕事というのは自分自身への刺激にもなります。もちろん、本業の歌舞伎が第一ですが、ときにはドラマに出させていただくことも大事ですね。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(61)(4) 「おちょやん」と「半沢直樹」(2/2ページ) - 産経ニュース)

2021年2月3日水曜日

玉三郎の今月のコメント 2021年2月

 劇場は一つの夢の空間でありたいということをいつも願っているのでございます。(◇2021年2月)

2021年2月2日火曜日

【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(61)(3) ゆかりの松竹、社長役を満喫

最初の方で、私が演じている大山社長が、歌舞伎俳優の早川延四郎(えんしろう)をねぎらう場面がありました。この延四郎を演じたのは、本当の上方の歌舞伎俳優、片岡松十郎(まつじゅうろう)くん。劇中劇で「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」の主人公、団七九郎兵衛(だんしちくろべえ)も演じていて、松十郎くんの師匠の(片岡)仁左衛門(にざえもん)のおにいさんが監修されていました。このドラマには、そういう劇中劇がいろいろあって、それも魅力のひとつになっていますね。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(61)(3) ゆかりの松竹、社長役を満喫(1/2ページ) - 産経ニュース)

【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(61)(2) 「まねき」に藤十郎なく喪失感

 その映像には、父が顔見世で自分のまねきが上がっているのを見ている場面があって、すごくうれしそうなんですよ。24年の顔見世では、上方歌舞伎の「坂田藤十郎」と江戸歌舞伎の「市川團十郎」のまねきが一緒に上がりました。父はいつも、「江戸歌舞伎と上方歌舞伎が両輪として栄えてこそ真の歌舞伎の繁栄」と言っていましたが、望んでいたことがかなったわけですから、そのときの喜びもすごかったですね。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(61)(2) 「まねき」に藤十郎なく喪失感(1/2ページ) - 産経ニュース)

2021年2月1日月曜日

コクーン歌舞伎3年ぶり上演 中村勘九郎ら出演

故中村勘三郎さんと演出家串田和美氏が立ち上げ、東京・渋谷シアターコクーンで上演する「コクーン歌舞伎」が今年5月、3年ぶりに上演されることが28日、分かった。 
第17弾は「夏祭浪花鑑」(同6~30日)で、中村勘九郎(39)中村七之助(37)が夫婦を演じるほか、尾上松也(35)、勘九郎の次男長三郎(7)らが出演する。(コクーン歌舞伎3年ぶり上演 中村勘九郎ら出演(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース)

【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(61)(1)

そんななかで鴈治郎の名跡を四代目として襲名させていただいたということは、自分が祖父と芸風が似ていると思えたこと、祖父のように二枚目から老け役、女形(おんながた)まで、役どころの幅広い役者になりたいと考えたことが大きかった。また、上方歌舞伎を担っていく、という意識をさらに強く持ったということもありますね。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(61)(1) - 産経ニュース)

7日NHKBSプレミアム 午後11時20分~ 午前1時40分 プレミアムステージ歌舞伎「四天王御江戸鏑」

 令和3年1月国立劇場で行われた歌舞伎「四天王御江戸鏑」(してんのうおえどのかぶらや)をいち早くお送りする。作品の初演は1815年、2011年に約200年ぶりに復活上演されて以来の今回の公演。尾上菊五郎家の芸「土蜘蛛」や旬の時事ネタをふんだんに盛り込み、初春らしい華やかで楽しい娯楽作品となった。出演は尾上菊五郎、中村時蔵、尾上松緑、尾上菊之助ほか。(プレミアムステージ - NHK)

早くも見られるので楽しみです。

令和3年3月歌舞伎公演『時今也桔梗旗揚』配役

 令和3年3月歌舞伎公演『時今也桔梗旗揚』(令和3年3月歌舞伎公演『時今也桔梗旗揚』)

『時今也桔梗旗揚』 
武智光秀 尾 上 菊 之 助 
小田春永 坂 東 彦 三 郎 
光秀妻皐月 中 村 梅 枝 
森蘭丸 中 村 萬 太 郎 
光秀妹桔梗 坂 東 新 悟 
森力丸 中 村 鷹 之 資 
山口玄蕃 中 村 吉 之 丞 
住職日和上人 片 岡 亀 蔵 
連歌師宇野丈巴 河原崎 権 十 郎 
安田作兵衛 中 村 又 五 郎 ほか

2021年1月27日水曜日

28日フジテレビ19:00~VS魂 猿之助出演

 VS魂【レギュラーメンバー6人が初の勢揃い!市川猿之助&三宅健&松雪泰子参戦】 2021年1月28日(木)  19時00分~19時57分(VS魂 - Yahoo!テレビ.Gガイド[テレビ番組表])

三月大歌舞伎 2021年3月 歌舞伎座 演目と配役

 演目と配役(三月大歌舞伎|歌舞伎座|歌舞伎美人)

玉三郎はAプロとBプロあり。

初春歌舞伎公演 国立劇場賞のお知らせ

初春歌舞伎公演「通し狂言 四天王御江戸鏑」の受賞者は下記の通り決まりました。 ○優秀賞 坂東彦三郎 (鳶の者やきいもの金および碓井靫負尉貞光の演技に対して) ○優秀賞 尾上右近(院使弁の内侍の演技に対して)(初春歌舞伎公演 国立劇場賞のお知らせ | 独立行政法人 日本芸術文化振興会)

おめでとうございます。 

2021年1月26日火曜日

「青天を衝け」孝明天皇役に尾上右近

 第百二十一代天皇 孝明天皇(こうめいてんのう) 尾上右近(おのえ・うこん)(2021年大河ドラマ「青天を衝け」出演者発表 第3弾 | 大河ドラマ | NHKドラマ)

【コメント】 大河ドラマというのは日本一のドラマの撮影現場と伺っております。大森美香さんの脚本、そして孝明天皇のお役ということで本当に身に余る光栄にございます。 台本をいただき読み進めていく中で、既に何度も感動が!そして自分がこの世界に入るのかと! 歌舞伎界の諸先輩方も各時代の帝のお役を勤められています。先人皆様の名に恥じぬよう、騒乱期の幕末の世をしっかりと体現できるよう、日々勉強し、挑んでいきたいと思っています。

2021年1月24日日曜日

25日テレ朝13:00~徹子の部屋 中村勘九郎親子出演 

若手と言われた勘九郎さんも39歳。2017年の襲名時には揃って『徹子の部屋』に出演した息子2人も9歳と7歳に成長した。昨年は舞台が次々と中止になり3人で踊りのお稽古に励んだという。他にも「おうち時間」を利用して男3人で掃除など家事のお手伝いをしたとか。長三郎さんは味噌作りに挑戦したという。そんな頑張り屋の息子達から思わぬ目撃情報が!両親のケンカについて尋ねると、父としてメンツ丸潰れの話が飛び出す。(徹子の部屋 - Yahoo!テレビ.Gガイド[テレビ番組表] - 見逃し配信情報や番組詳細も!)
徹子の部屋 中村勘九郎親子 2021年1月25日(月) 13時00分~13時30分

2021年1月23日土曜日

東京・歌舞伎座で上演される「二月大歌舞伎」出演者のオンライン取材会

 さらに七之助は「大人になってから兄と話したのは、お客様のために踊るのはもちろんだが、私たちは父を喜ばせるためにも『連獅子』を踊っていたのだということ。その絆が、知らぬ間に連獅子という演目に表れたのではないかと思います」と述べる。勘九郎も「中村屋の『連獅子』をつなぐことができてうれしいです」と喜びをかみ締め、今回、仔獅子として最年少となる勘太郎に「がんばんなさいよ、あなた!」とエールを送った。(勘九郎&七之助が祖父・父の思い出語る「父のために連獅子を踊っていたのだと」(会見レポート) - ステージナタリー)

2021年1月18日月曜日

中村吉右衛門 休演のお詫びとお知らせ

 【第二部】『仮名手本忠臣蔵』  

大星由良之助 中村 梅玉 

寺岡平右衛門 中村 又五郎(中村吉右衛門 休演のお詫びとお知らせ|歌舞伎美人)

ゆっくり静養され、お元気になられたらご出演されますよう、決してご無理のないように。

2021年1月16日土曜日

初春海老蔵歌舞伎 17日、有料生配信

 歌舞伎の本興行の生配信は初めて。市川海老蔵が主人公の粂寺弾正(くめでらだんじょう)を演じる「歌舞伎十八番」の「毛抜(けぬき)」、舞踊「春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)」に加え、特別企画として海老蔵の娘市川ぼたんの「藤娘」、海老蔵と息子の堀越勸玄(かんげん)による「橋弁慶」を上演する。(初春海老蔵歌舞伎 17日、有料生配信:東京新聞 TOKYO Web)

矢内賢二の劇評 2021年1月 歌舞伎座・国立劇場

 幕間(まくあい)を含めて三時間の短縮版だが、軽快なテンポで楽しめる舞台になった。特に源頼光館の場は尾上菊五郎の鳶頭(とびがしら)綱五郎に貫目と飄逸(ひょういつ)さがあって見事な男ぶり。中村時蔵の茨木婆(いばらきばば)、尾上菊之助の女郎花咲(はなざき)、右近の弁の内侍とイキが合っておもしろい。(<評>歌舞伎座「寿初春大歌舞伎」など 貫禄見せる白鸚:東京新聞 TOKYO Web)

令和3年3月歌舞伎公演『時今也桔梗旗揚』2021年3月 国立劇場 公演情報

歌舞伎の“明智光秀”  

四世鶴屋南北=作 中村吉右衛門=監修

時今也桔梗旗揚(ときはいまききょうのはたあげ)三幕       

国立劇場美術係=美術  

序  幕 饗応の場 

二幕目 本能寺馬盥の場 

大  詰 愛宕山連歌の場 

 武智光秀   尾 上 菊 之 助 ほか(令和3年3月歌舞伎公演『時今也桔梗旗揚』)

2021年1月14日木曜日

渡辺保の劇評 2021年1月 国立劇場

 三幕目は二条大宮の頼光の館とその寝所。この頼光館が今度の芝居で一番面 白い。頼光お預かりの内侍所の御鏡の詮議のために、一条院の使者として弁の 内侍が来る。困った平井保昌は弁の内侍が惚れている渡辺の綱を取り持ちに出 そうとするが、綱は行方不明。一計を案じた保昌は、綱にそっくりの鳶頭綱五 郎を連れて来て渡辺の綱にして接待に出す。喜ぶ弁の内侍。しかし顔は似てい ても鳶の者の綱五郎はしどろもどろ。そこへ羅生門河岸から花咲と茨木婆が乗 り込んで来る。ますますてんやわんやになる喜劇である。この二人妻の趣向が、 菊五郎の綱五郎を間に置いて、菊之助の花咲、右近の弁の内侍で面白い。ドタ バタとはいえあっさりした品のいい喜劇になっている。(2021年1月国立劇場)

渡辺保の劇評 2021年1月 新橋演舞場

 最後が新年の「お年玉」として舞踊二題。上の巻がぼたんの「藤娘」。下の 巻が勧玄の牛若丸、海老蔵の弁慶で「橋弁慶」。ぼたんも勧玄も一生懸命でそ の可愛らしさに観客大喜び。海老蔵の弁慶は、いつもと違って白の大口袴に金 地織物の着付け、顔も砥の粉で堂々たる弁慶。幕外で一寸飛六法まで見せる豪 快さ。(2021年1月新橋演舞場)


中村莟玉 「壽 初春大歌舞伎」出演のお知らせ

 歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」に出演の中村莟玉は、1月7日(木)より休演しておりましたが、1月13日(水)より舞台に復帰します。つきましては、第一部『壽浅草柱建(ことほぎてはながたつどうはしらだて)』は当初の配役通り上演いたします。(中村莟玉 「壽 初春大歌舞伎」出演のお知らせ|歌舞伎美人)

2021年1月9日土曜日

歌舞伎座「二月大歌舞伎」開演時刻変更のお知らせ

 このたびの緊急事態宣言の発出に伴う行政よりの協力依頼を受けまして、下記の通り、歌舞伎座「二月大歌舞伎」の開演時刻を各部とも繰り上げて上演いたします。(歌舞伎座「二月大歌舞伎」開演時刻変更のお知らせ|歌舞伎美人)

3部終演は8時前になるようです。

9日日テレ22:00~市川海老蔵に、ござりまする 2021

 市川海老蔵に、ござりまする 2021 2021年1月9日(土)  22時00分~22時54分(市川海老蔵に、ござりまする 2021 - Yahoo!テレビ.Gガイド[テレビ番組表])

コロナ禍で襲名延期…海老蔵ファミリー激動の1年▼ステイホームの自宅に初潜入!▼King&Prince岸優太と共演「24時間テレビ」の舞台裏▼パパの厳しい指導に涙

2021年1月8日金曜日

歌舞伎座三部 上演時間変更

 1月11日(月・祝)から千穐楽1月27日(水)までは、開演時間を25分繰り上げまして、午後6時20分開演とし、午後8時までに終演いたします。(1月8日(金)以降の歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」の上演についてのお知らせ|歌舞伎美人)

渡辺保の劇評 2021年1月 歌舞伎座

 

鴈治郎の伊左衛門、扇雀の夕霧。どちらを見ても亡き藤十郎の面影。和事と 女形の藤十郎の芸を両面に分けての二人の舞である。「こんな縁が唐にもあろ か」と「由縁の月」の一節の辺り、夕霧が履む足拍子が遠く藤十郎を思わせて 陶然とさせる。
吉右衛門も歳と共に芸風が変わって、初代吉右衛門に生き写しの愛嬌、艶が出 て来た。歳を取れば取ったでまたそれなりに別な持ち味が出て来るのが、歌舞 伎の芸の面白さ、その変わって行く持ち味が今月一番の見ものである。(2021年1月歌舞伎座)