★文庫版『黙阿弥の明治維新』発売中
ー黙阿弥こそが日本の近代演劇の始祖であるー
帯に書いてあります。
「何をやっても、3代目の枠を超えることはできないと思う。でも、歴代の猿之助で女形の大きな役をやった人はいないので、諸先輩方から教えていただいたその芸を守っていきたい」。現在でも立役、女形にとらわれず演じているだけに、そのスタンスを崩さずに活躍を続けることを誓った。
(4代目猿之助襲名の亀治郎「突然、降ってわいたような話」:芸能:スポーツ報知)
テレビの会見を見てびっくりしました。亀治郎がいずれは猿之助を襲名するであろうことは考えていましたし、香川の息子の役者デビューには後見人として芸を伝えていくのだろうと思っていましたが、まさか香川照之が歌舞伎俳優になって舞台に立つとは想像もしていませんでした。歌舞伎界に活気を与えてくれるのではないかと大いに期待します。来年6月に襲名披露公演が行われますが、襲名狂言は何になるか興味津々です。丸本物は無理でも新歌舞伎なら殆ど可能でしょう。私が想像じた演目は「恩讐の彼方に」です。記者会見で猿之助が言っていたのでもしかして?と思いました。真山青果の「荒川の佐吉」、長谷川伸の「一本刀土俵入」なら亀治郎のお蔦で共演可能!宇野信夫の「じいさんばあさん」も二人で出来ますね。演舞場の舞台で見られる日が待ち遠しいです。
<文楽鑑賞教室公演>
日時:12月5日(月)午前10時
会場:東京・三宅坂、国立劇場小劇場
演目:「曽根崎心中」
講師:桐竹 勘十郎
受講料:会員4,100円、一般4,600円(チケット代含む)
(河村常雄の劇場見聞録 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))
よみうりカルチャーでは12月5日(月)、東京・国立劇場小劇場の文楽鑑賞教室で人形遣いの桐竹勘十郎さんをゲスト講師に迎え、観劇入門講座を開きます。講座を前に勘十郎さんにインタビユーしました。
(河村常雄の劇場見聞録 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))
中村梅玉を講師に迎え、近松の神話物の世界を紐解きます。インタビューの記事があります。
<歌舞伎>国立劇場45周年公演 馬琴作品アレンジ 新作「開幕驚奇復讐譚」今回の記念公演は作者を選んでのチョイスです。馬琴作品は珍しいですね。娯楽性に富んだ宙乗りや大立ち回りで会場を湧かせてくれるでしょう。ガガ風の衣装とは?いつも驚かされます!
(東京新聞:<歌舞伎>国立劇場45周年公演 馬琴作品アレンジ 新作「開幕驚奇復讐譚」:伝統芸能(TOKYO Web))
10月にスタートするBS朝日の新番組「知られざる物語 京都1200年の旅」10月からの新番組、毎週火曜日10:00~彼らしいナビで興味深いですね。
で亀治郎がレギュラー番組で初のナビゲーターを務めます!
(「知られざる物語 京都1200年の旅」(BS朝日)|新着情報 |市川亀治郎)
皆様ご多忙のところ、チャリティー舞踊公演「祈り」に、ご来場いただきまして誠にありがとうございました。私も微力ながら協力させて頂きました。このようにご報告頂くとうれしいものです。
(「ホーム・新着情報」音羽屋 尾上菊五郎/菊之助 オフィシャルサイト)
姿形や仁が異なるだけでなく、血縁関係もない襲名だが、必要なことは播磨屋の芸の継承発展。立役から三枚目まで幅広い芸域を持ち、舞踊にも長けた新又五郎さんに、名跡のさらなる拡充を期待する。
(河村常雄の劇場見聞録 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))
先代又五郎さんのお話が書かれています。往年の舞台が目に浮かびます。私も河村氏と同じ思い、襲名によって更なる進展を期待し、播磨屋の芸を伝えていって欲しいと思います。
三役のなかでは梅王丸が第一の出来である。その凛々たる口跡のよさ、その荒事の勢い、二本隈がその丸顔にピタリと決まっている。元禄見得が腰高で形が悪い一点を除けば、いい梅王丸である。まずは新又五郎の出発に相応しい舞台。
(2011年9月新橋演舞場)
新又五郎の梅王丸が良く、吉右衛門、藤十郎の松王丸、桜丸も素晴らしいという「車引」の舞台は楽しみです。もう一つの「寺子屋」も見ごたえあるようです。吉右衛門を頭に播磨屋の芸が受け継がれていく目出度い門出です。今月は見逃せませんね。
■邦楽 華麗なる技 第一回 義太夫節
物語の浄化 「段切れ」の魅力
(紀尾井ホール//コンサート情報 邦楽)
とても面白そうな公演です。残席わずかということです。
御園座が、歌舞伎などを公演する劇場「御園座会館」(名古屋市中区)を、地上42階建ての分譲マンションに建て替える方向で検討していることが1日、わかった。劇場は1~4階に入る。6年後の2017年の完成を目指す
(asahi.com(朝日新聞社):御園座新ビル、42階建て高層マンション案 名古屋 - 歌舞伎 - 舞台)
ここも高層ビルになるようです。
「七代目市川團十郎の芸と波瀾万丈の生涯」
日時:2011年9月26日(月)14:45~16:15(開場14:00)
会場:早稲田大学大隈記念大講堂
講師:十二代目市川團十郎丈(歌舞伎俳優・早稲田大学特命教授)
聞き手:木村涼(早稲田大学演劇博物館助手)
※入場無料・事前予約不要
来場者が多数予想されるため、開催当日(9月26日)は午前10時~午後2時まで大隈講堂前に設置のテントにて座席番号記載の入場整理券を御一人様1枚ずつ配布いたします。(特定の座席を指定希望することはできませんので、ご容赦ください)
入場整理券を受領後、開場時間の午後2時より講演開始の午後2時45分までに会場内に入場していただくことになりますが座席番号記載済ですので、上記時間(14:00~14:45)内に入場していただければ、座席は確保できます。
会場入口にて入場整理券を確認させていただくこともございますので、ご了承ください。
また、会場(1121席)が満席となった場合、会場地下の大隈小講堂(座席数300席)でもモニターにてご覧いただけるように準備してございますので、ご利用ください。
※入場整理券は講演終了後までお持ちください。紛失された場合は無効となります。
(早稲田大学坪内博士記念 演劇博物館)
前回の吉右衛門の時も超満員でした。行かれる方はお早めにお出かけ下さい。
夏恒例の三部制。新作を含め上演頻度の低い作品が揃い、新鮮な感じのする公演である。
(河村常雄の劇場見聞録 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))
どんなお芝居だか見てみようという気になります。しかし、1ヶ月も過ぎると記憶が遠のき、忘れてしまいそうです。夏ですから重たい狂言よりさらっと後味は爽やかでした。
吉野芸能祭 金峯山寺奉納歌舞伎
(歌舞伎美人(かぶきびと) | 仁左衛門、孝太郎、千之助が「吉野芸能祭 金峯山寺奉納歌舞伎」に出演)
「藤娘」と「連獅子」。どうせなら「吉野山」が見たいとは思いますが、三代で踊るとなると難しいのでしょうか。