そして、我が家、市川左團次家にもお家芸がございます!! 『杏花戯曲十種(きょうかぎきょくじゅっしゅ)』と、いう物です!! 「杏花」というのは、これを制定した、二代目左團次丈の、俳句の俳名でございます。 どのような演目があるかと申しますと、 「鳥辺山心中」「番町皿屋敷」「修善寺物語」…等です。 旦那も以前、お家芸である「修善寺物語」の夜叉王をお勤めになっていますよ。 そして、この『杏花戯曲』の中で、1965年を最後に、上演されなくなっている名作、 「今様薩摩歌(いまようさつまうた)」という物がごさいます。 人間の愛情と欲望を描いた作品なのですが、私は昔からこの作品に興味があったので、 もし復活上演される事があれば、高島屋の人間として、 何かに関われれば嬉しいと思っています!(蔦之助だより part33|四代目 市川左團次オフィシャルブログ Powered by Ameba)岡本綺堂の作品が多いですね。いろんな方がなさいますが、『杏花戯曲十種(きょうかぎきょくじゅっしゅ)』の内と記されないですね。
蔦之助だより、いつも面白い話題で1年間楽しませていただきました。来年も楽しみにしています。どうぞよろしく。