2017年6月6日火曜日

尾上菊之助、坂東彦三郎、坂東亀蔵、中村梅枝、尾上右近 7月歌舞伎鑑賞教室『解説 歌舞伎のみかた』『鬼一法眼三略巻 一條大蔵譚』記者懇談会

播磨屋の岳父(中村吉右衛門)もとても大事にしている演目ですので、教えをしっかりと守り、勤めたいです。岳父からは、この役の性根である“男の悲哀”を勉強してほしい、と言われています。また、アドバイスの中で印象的だったのは、「自分の子どもを見て勉強しろ」と言われたことです。子どもの歩き方や駄々をこねている様子、身体の使い方などを見て、研究しています。大蔵卿のユーモラスな姿と文武に秀でた凛々しい姿との二面性をしっかりと出していきたいです。(【7月歌舞伎鑑賞教室】記者懇談会レポート! | 独立行政法人 日本芸術文化振興会)