2017年6月30日金曜日

<支える人>歌舞伎の足袋 老舗七代目・福島茂雄さん 役柄ごと美しく演出

役者の型紙はすべて保存し、先代の六代目、この道六十年のベテランから三十代まで十人の職人が流れ作業で各パートを受け持つ。歌舞伎十八番「助六」の主人公が履く黄色い足袋は、くるぶしの部分を低く二枚コハゼ(足首の後ろについている爪形金具)で足元を粋に見せたり、京都の舞妓(まいこ)は足首を細く見せる六枚コハゼにしたり。門外不出とされる役者の個人情報もある。七代目は「足袋は足元に息づく和文化、お客さまに履きやすい足袋を心掛けている」と語った。(東京新聞:<支える人>歌舞伎の足袋 老舗七代目・福島茂雄さん 役柄ごと美しく演出:伝統芸能(TOKYO Web))
足元は大事です。スッキリスマートに見えるのには工夫があったんですね。