今後は従来通り歌舞伎俳優を続けながら、栄寿太夫として演奏会出演など、清元の活動も増やす。清元としての歌舞伎出演は、「名前を継いだからといってプロとしてすぐに通用するとは考えていない。名前相応の技量が身に付いてから」と修業を優先する。 とはいえ、幼少からなじんだ歌舞伎と清元を区別する気はないようだ。「内面を体を使って表現するのが踊りなら、声を使うのが清元」。前例のない“二刀流”で、一層の飛躍を目指す。(【ステージ 芸】尾上右近、来年2月「清元栄寿太夫」襲名(3/3ページ) - 産経ニュース)以前玉三郎の「高野聖」で劇中木曽節を唄ったことがあり、声良しすごく上手で感心しました。この人の清元聴いてみたいと思いました。役者の血も浄瑠璃の語りの血も引き継いでいるのですから、二足の草鞋、大いに結構、右近さんなら両方できます。兄弟で並んで演奏できますね。