今までの御歴々がどのようになさっていたのかは存じませんが、今回の齋藤雅文先生の脚本・演出、平井正太郎さんの美術は、三越劇場という空間をうまく活用してモダンな中にどこか雅な世界があり、途中歌舞伎色の部分もあってとても見応えある素敵な舞台でした。また新内多賀太夫さんの音楽もこのドラマの効果を上げていて好きです。(【笑三郎だより】)