2017年6月18日日曜日

石井啓夫の劇評 2017年6月 国立劇場鑑賞教室

無類の楽しさは、明朗闊達(かったつ)かつ愛嬌(あいきょう)満点の弾正の性格付け。さらに名優たちが作り上げた見得の数かずに魅了される。煙管を観察する場は型通りだが、天井を見つめ槍(やり)を構える場がさっそうとしている。(【鑑賞眼】国立劇場・歌舞伎鑑賞教室「毛抜」 明朗闊達、愛嬌満点の弾正(2/2ページ) - 産経ニュース)