2017年7月12日水曜日

Interview 坂東弥十郎 父の追善、ありがたい 「修禅寺物語」で初役の夜叉王

「僕は父が45歳の時の子でかわいがられました。父の夜叉王は前半は優しげでしたが、桂の最期を描くところでは鬼気迫るようでした」  当時は頼家か、その家臣の下田五郎を演じたいと思っていたと話すが、作品への出演機会はないまま時がたった。それが近年、平成中村座に出演した際に十八代中村勘三郎から「合うかもしれないから、夜叉王をやってみたら」とすすめられた。  「父の三十七回忌追善が控えているので、その時にとお話ししたら、『俺が頼家に出るよ』とおっしゃってくださいました」(Interview:坂東弥十郎 父の追善、ありがたい 「修禅寺物語」で初役の夜叉王 - 毎日新聞)
勘三郎さんではないですが夜叉王役は彌十郎さんに合っていると思います。頼家役はご子息の勘九郎さん、猿翁に繋がる現猿之助さんの桂、新悟くんの楓、巳之助くんの春彦、秀調さんの修禅寺の僧、ベストメンバーです。