「楼門五三桐」の歴史的な名演とされるのが、一九五〇年に東京劇場で二代目實川延若(じつかわえんじゃく)が石川五右衛門を演じた舞台。延若は、明治・大正・昭和と三代にわたり活躍した上方歌舞伎の名優。その時の名演は、切手の歌舞伎シリーズにもなっている。(東京新聞:<歌い踊る切手>石川五右衛門 二世實川延若(1992年) 世界に先駆けた偉才:伝統芸能(TOKYO Web))