2017年8月23日水曜日

愛之助が語る「第十回 永楽館歌舞伎」

明治21(1888)年7月東京 新富座で上演された『千石船帆影白濱(せんごくぶねほかげのしらはま)』は、九世團十郎が民谷(今回の上演では神谷)転(うたた)、初世左團次が仙石左京と誉田(ほんだ)作十郎、五世菊五郎が秋坂中務(なかつかさ)という、「“團菊左”で演じられた名作。再演させていただけるような作品になるよう練り上げます」。愛之助は神谷と左京という、團十郎と左團次が初演した2役を早替りで演じます。「壱太郎さんも早替りをします。少し色っぽい場面、悲しい別れの場面、そして、立廻りは、構想中のアイディアが実現すれば、かなり面白いことになると思います」。(愛之助が語る「第十回 永楽館歌舞伎」 | 歌舞伎美人(かぶきびと))
そうそうたるメンバーだったのですね。10周年にふさわしい演目です。