それをオオアマとマナコという独自の性格に書き換え、3人が対等の主役として、三つ巴(どもえ)になる舞台に仕立てたのが、野田版の特徴である。十八代目勘三郎が上演を望んだが果たせず、遺児たちに手渡された。((評・舞台)歌舞伎の劇評「八月納涼歌舞伎」 愛の破壊衝動、三つ巴:朝日新聞デジタル)