歌舞伎評論に大きな足跡を残した戸板らしく随所に傾けられた芝居のうんちくも魅力の雅楽物は、1958年の「車引殺人事件」を皮切りに、長編2本、短編80本以上が発表された。 (小玉祥子)(描かれた鉄路:今回の作品 戸板康二『グリーン車の子供』 東海道新幹線(新大阪-東京駅) 女優の体験談ヒントに - 毎日新聞)