2017年9月22日金曜日

<支える人>狂言作者・竹柴正二さん 抜ける柝の音 半世紀

いま東京の狂言作者十数人が名乗る「竹柴」姓は、黙阿弥が弟子に与えた姓に始まる。明治後半から外部作家が歌舞伎を書くようになり仕事内容は大きく変わったが、進行、舞台監督など裏方仕事は多岐にわたる。
楽屋や舞台裏に進行を告げるカーンと澄んだ柝の音にキャリアをうかがわせるが、一番気を使うのは障子や小道具に隠れて役者にセリフを教えるプロンプ役とか。「初日から数日間、セリフに詰まった瞬間に対応するタイミングが難しい」と話す。(東京新聞:<支える人>狂言作者・竹柴正二さん 抜ける柝の音 半世紀:伝統芸能(TOKYO Web))
柝の音を聞くといっぺんに歌舞伎の世界に引き込まれます。