吉右衛門は続けて「梅の由兵衛は初代吉右衛門がとても当てた役でございまして、梅由と言えば吉右衛門、吉右衛門といえば梅由くらいの当たり方をしたものですから、当然これはやらなくてはならないな、と思っておりましたので、今回、私なりの由兵衛像を創り上げられたらと思っております」と意気込みを語った。(中村吉右衛門「私なりの由兵衛像を創り上げられたら」国立劇場12月歌舞伎 - ステージナタリー)