2017年11月19日日曜日

鎌倉市鏑木清方記念美術館「清方 江戸東京の美しき面影」展

江戸の名残をとどめる東京・下町の暮らしを描いた作品や、歌舞伎の演目を題材とした美人画など、世俗を伝える数々の作品を展示している。
歌舞伎や能などの舞台演劇を好んだ清方は、演目中の名シーンも数多く絵画に残した。歌舞伎「新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)~野崎村」に着想を得た日本画「野崎村」は、国民美術協会第2回展に出品した大作。展示されている下絵は、一部に着色されるなど絵画完成に向けた思考の過程を見ることができる。(【かながわ美の手帖】鎌倉市鏑木清方記念美術館「清方 江戸東京の美しき面影」展 - 産経ニュース)
失われた風景への郷愁、どこか黙阿弥に通じるところがあると思います。絵から当時の暮らしぶりが垣間見えます。

特別展「清方 江戸東京の美しき面影」は鎌倉市鏑木清方記念美術館(鎌倉市雪ノ下1の5の25)で12月3日まで。午前9時から午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜日休館。入館料は一般300円ほか。問い合わせは同館((電)0467・23・6405)。