2017年11月19日日曜日

尾上松緑、もがき続ける…十二月大歌舞伎で対照的な2つの大役演じる

「お恥ずかしい。今もそれが少し残っているかもしれません。歌舞伎が好きで夢と希望にあふれていたのが、2人が死んでいきなり現実と向き合って。どうやってもやらなくてはいけないのに、直視するのがつらくて」  計り知れない闘いは、結果として2人が存命なら見えなかったものを与えた。強い口調で吐き出される一言一句。役者として親として、どこか哲学的なものさえ感じさせる。「息子には、いきなりでなく自然に現実へシフトチェンジしてやりたい。そもそも僕の息子というより、父と祖父から預かった子という気持ちです」。そう言って、あえて自身に重圧をかける。
父については「普段はとても優しい。でも舞台や礼儀には厳しい。叱ってもらって成長ができる」と食らいつく日々。(尾上松緑のニュース - 尾上松緑、もがき続ける…十二月大歌舞伎で対照的な2つの大役演じる - 最新芸能ニュース一覧 - 楽天WOMAN)
全7ページのロングインタビュー。いきなり父と祖父をなくし苦悩の連続、今は息子左近の存在が彼を穏やかにしているのだと思います。