口上触れがあって『櫓のお七』のみどころ、人形振りになると、後見と息を合わせ、人形浄瑠璃の人形の動きを借りてお七の激しい感情を表現していきます。人形らしい手の動きを見せたり、後見に操られているかのように体重を預けたりと、さまざまな技巧が詰め込まれた人形振りの演技に、何度も拍手が起こりました。(児太郎が「子供歌舞伎教室」『櫓のお七』出演 | 歌舞伎美人(かぶきびと))